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素敵な笑顔
第25章 音 後日譚 ダイヤモンド
 ドレスの下はすぐに裸だった。
ドレスなんかなくても、
詩子さんの魅力は一ミリもなくならない。
すっきりとした体。
華奢な肩も小さい胸も、
細いウエストも全部素敵。
やっぱりわたし、裸の詩子さんが一番好き。
色っぽいおへそ、
その下の、詩子さんの秘密の茂み。
さらにその奥の、とろとろの泉。
わたしを狂わせる媚薬の源泉。

 ベッドに戻ってきた詩子さんが、
わたしをぎゅうっとしてくれる。

「彩音を抱き締めるのに、ドレスは邪魔だわ」

 ほんとうにその通りだ。
わたしも詩子さんの細い体をぎゅうっと抱き返す。
もっとくっつきたい。
皮膚の表面全部を使って。
なんなら溶けて混じり合いたいくらいなのに、
液体化できない体がもどかしい。

「彩音、大好き。彩音のことだけ、好きよ」

 くぐもった詩子さんの声。
声と共に胸が振動するのもわかる。
あ、わたし今、幸せかもって思う。
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