この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
素敵な笑顔
第6章 詩 記憶:マイノリティ
美咲さんのことは、彼女が卒業するまで想い続けた。
卒業式の日、
これからはもう今までのようには会えないのだ、
ということがせつなくて、あたしは元気をなくしていた。
告白する?
ううん、だめ。
でも、これっきりになっちゃうかもよ。
わかってる。
じゃあ思いきって。
やっぱりだめ。
なんでよ。
きっとふられる。
言ってみなくちゃわからない。
無理、やだ、帰る。
心の葛藤は、悲観的なあたしの勝利。
美咲さんに、卒業おめでとうございます、
と言うこともせず、あたしは退場。
戦うこともせずに敗北だ。
だって、負けは目に見えていた。
学校でも、付き合っているひとは何人もいた。
あのふたりつきあってるんだってとうわさになるのは、
でも決まって男と女。
男は女に惚れ、女は男に惹かれるのが当たり前って、
うすうす気づいていた。
女が女に恋愛感情を持つほうが異常。
あたしがマイノリティだってこと。
卒業式の日、
これからはもう今までのようには会えないのだ、
ということがせつなくて、あたしは元気をなくしていた。
告白する?
ううん、だめ。
でも、これっきりになっちゃうかもよ。
わかってる。
じゃあ思いきって。
やっぱりだめ。
なんでよ。
きっとふられる。
言ってみなくちゃわからない。
無理、やだ、帰る。
心の葛藤は、悲観的なあたしの勝利。
美咲さんに、卒業おめでとうございます、
と言うこともせず、あたしは退場。
戦うこともせずに敗北だ。
だって、負けは目に見えていた。
学校でも、付き合っているひとは何人もいた。
あのふたりつきあってるんだってとうわさになるのは、
でも決まって男と女。
男は女に惚れ、女は男に惹かれるのが当たり前って、
うすうす気づいていた。
女が女に恋愛感情を持つほうが異常。
あたしがマイノリティだってこと。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


