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素敵な笑顔
第10章 詩 記憶:運命の日
オーロ、起きて。
あなたのお姫様を元気づけてあげてね
囁き声だったのではっきりと聞こえなかったけど、
たぶんそんな感じのことをおばあちゃんは小声で言った。
驚いたことにオーロは、
おばあちゃんが出ていくのと同時にむくりと起き上がり、
あたしの足元にきて座り、
じっと顔を見上げてきた。
優しい、
とても優しい眼差し。
すごいね。お前、
おばあちゃんの言ったことがわかるのね
頭を撫でてやるとすっと目を細め、
尻尾を振りはじめる。
たまらなくなって、
あたしは椅子から降りてオーロを抱きしめた。
そして少し、
ほんの少しだけ泣いた。
無垢なオーロに。
おばあちゃんの優しさに。
それから、
自殺同然のことをしてしまった愚かなあたしに。
あなたのお姫様を元気づけてあげてね
囁き声だったのではっきりと聞こえなかったけど、
たぶんそんな感じのことをおばあちゃんは小声で言った。
驚いたことにオーロは、
おばあちゃんが出ていくのと同時にむくりと起き上がり、
あたしの足元にきて座り、
じっと顔を見上げてきた。
優しい、
とても優しい眼差し。
すごいね。お前、
おばあちゃんの言ったことがわかるのね
頭を撫でてやるとすっと目を細め、
尻尾を振りはじめる。
たまらなくなって、
あたしは椅子から降りてオーロを抱きしめた。
そして少し、
ほんの少しだけ泣いた。
無垢なオーロに。
おばあちゃんの優しさに。
それから、
自殺同然のことをしてしまった愚かなあたしに。

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