この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
素敵な笑顔
第12章 詩 玩具の憂鬱
大学を卒業する少し前、
紗絵が妊娠したという話を風の噂で知り、
あたしは荒れて、飲めないお酒に溺れていた。
少しもおいしいとは思えなかったけど、
なにもしていないと
紗絵の姿がちらついてしまってとても苦しかった。
紗絵を頭から追い出したいのと
性的欲求を解消したいという思いで、
あたしはお酒の力を借りてそういうお店に行った。
LGBT のひとが集まるお店。
入店して席につくより前に、
あたしは優子さんに捕らえられていた。
後から聞いた話では、
普段から優子さんはよくお店にきていたけど、
自分から声を掛けるってことはなく、
声を掛けられても無視して、
ただお酒を二杯飲んで帰るだけのお客だったそう。
なのでただの好奇心だけで来ている
ノーマルのお客なんじゃないかと噂されていたらしい。
つまりあたしは、
そんな優子さんの御眼鏡にかなったという訳だ。
「なにか飲む?」
優子さんに聞かれ、あたしは首を振った。
優子さんの言うなにかには、
必ずアルコールが含まれているから。
紗絵が妊娠したという話を風の噂で知り、
あたしは荒れて、飲めないお酒に溺れていた。
少しもおいしいとは思えなかったけど、
なにもしていないと
紗絵の姿がちらついてしまってとても苦しかった。
紗絵を頭から追い出したいのと
性的欲求を解消したいという思いで、
あたしはお酒の力を借りてそういうお店に行った。
LGBT のひとが集まるお店。
入店して席につくより前に、
あたしは優子さんに捕らえられていた。
後から聞いた話では、
普段から優子さんはよくお店にきていたけど、
自分から声を掛けるってことはなく、
声を掛けられても無視して、
ただお酒を二杯飲んで帰るだけのお客だったそう。
なのでただの好奇心だけで来ている
ノーマルのお客なんじゃないかと噂されていたらしい。
つまりあたしは、
そんな優子さんの御眼鏡にかなったという訳だ。
「なにか飲む?」
優子さんに聞かれ、あたしは首を振った。
優子さんの言うなにかには、
必ずアルコールが含まれているから。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


