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素敵な笑顔
第12章 詩 玩具の憂鬱
「ふふ、相変わらず防御が固いわね。
今日も、汚れも臭いもないわ」

 残念そうに優子さんは言った。
優子さんは、その、スカトロ? 
そういう趣味があるわけじゃない。
あたしの綻びを見つけたいのだ。
完璧な美しさとの対比。
ほとんどの男が見たいと熱望する姿を、
自分だけが見られる優越感。

 そりゃああたしは、
とてもほんとうとは思えないほどの美少女だ。
自覚はある。
今まで一度も、この子には負けたかも、
と思ったことがない。
十年にひとり、いや百年にひとりの、
とんでもない美少女と言っても過言ではない。
常識を逸脱した美しさ。
究極の美貌。
完璧過ぎて、いっそ、
ある意味人間離れしている、と言えるレベル。
とは言え、それでもあたしはちゃんと人間だ。
人間である以上、
あたしだってそこからうんこを出したい。
だから普通に考えて、綺麗は有り得ない。
拭き過ぎはよくないと言われているし、
そこを綺麗に保っておくのは、
なかなか大変なこと。
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