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素敵な笑顔
第13章 音 たくさんの花



 おばあちゃんの夢を見た。

 夢のなかのおばあちゃんは
元気なころのおばあちゃんで、
優しい目で見下ろされていて、
ああ膝枕されているんだって思った。
わたしの前髪を指でそっとかき分け、
じっと見つめられると、
わたしは恥ずかしくなってしまって、
すぐに目を逸らせた。

 彩音は、自分に自信がないのね

 ふわりと降り注ぐような笑顔で、
おばあちゃんはわたしを見下ろしている。
おばあちゃんの目は、
なんでも見透かしてしまう不思議な目。

 だってわたしなんか、
と言いかけたところでそっとくちびるに触れられ、
遮られてしまう。

 彩音はかわいいわ。すごくいい子よ。
だから、いいひとに出会えるわ
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