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素敵な笑顔
第13章 音 たくさんの花
「行くわよ。今日はこの前の検査の――」

「わたしも行きたい」

 しのぶちゃんの話を遮って、わたしは言った。
それで、しのぶちゃんにも伝わったらしい。
わかった、と言う声に、緊張が混じっていた。

 まあおじさんが迎えに来てくれて、
わたしたちはおばあちゃんが入院している病院に向かった。
面会時間は午後からだけど、
なにかあったときにすぐに駆けつけられるように、
病院の駐車場で待機することにした。
まあおじさんの妹である美香さんには、
説明するのがややこしいので、
連絡するのは少し様子を見てからにしよう、
ということになった。

 まあおじさんもしのぶちゃんも、
険しい表情で一言もしゃべらなかった。
病院の建物を見ても、
おばあちゃんがどのあたりにいるのかわからない。
実はわたしは、
薄情ながらおばあちゃんのお見舞いには二度ほど来ただけ。
入院してすぐのころと、
容態が悪くなってしまう少し前と。
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