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明君のお母さんと僕
第4章 日記のつづき
 さらに僕が今日、日記を書こうと思った理由はそれではない。
 どうしても嬉しいことがあって、この気持ちを残しておきたいと思ったから。
 僕は今日、明君の家に行った。そこで僕は生まれて初めて、女の人と触れ合えた。
 あぁ、思い出すだけで、またオチンチンが痛いほど勃起してくる。
 明君のお母さん……。あぁ、大好きだ。明君のお母さんが僕のおちんちんをそっと握ってくれた。柔らかくてスベスベとした手で、僕を気持ちよくしてくれた。
 あぁ、もっと具体的に書きたいのに、感動が大きすぎて全然まとまらない。とにかく僕にとって、人生で最高の一日で、いまだに本当にあんなことがあったのか、信じられない自分がいる。
「明日も来ていい?」と聞いた時、明君のお母さんは少し疲れたみたいで、ボーッとしていたけど、僕の声に気づくとハッとしたように「いいよ」と言った。
 ちょっと気怠そうな表情もなんだか色っぽかった。
 明日も会えるんだよね? 明日も。
 僕は明日会えたら、どうしてもしたいことがある。だけど「夢は、口にすると消える」と聞いたことがあるから、今日はまだ書かないでおく。

8月6日(土)

 今日の日記は長くなりそう。書きたいことが山ほどある。
 まず、今日は土曜日だったから、お昼に『吉本新喜劇』を見ながらご飯を食べた。具はソーセージだけの焼きそばだった。
 食べた後、僕は「図書館に行ってくる」と母親に嘘を言って出かけた。
 もちろん向かった先は明君のお母さんの住む公営住宅。
 さすがに昨日のこともあるので僕はどんな顔で挨拶しようか悩んでいたけど、結局、玄関先で明君のお母さんの笑顔を見ると、恥ずかしくなって下を向いてしまった。
 今日も「明君の部屋」に通された。
 明君のお母さんは、淡いピンクのブラウスで、下はスーツっぽい黒の膝下スカートを穿いていて、授業参観に来るお母さんみたいだったけど、オトナっぽくて美人だなぁと、あらためて思った。
 そして僕は昨日と同じように明君の使っていた勉強机の前に腰かけて、宿題を始めたんだけど、明君のお母さんは冷たい麦茶(もちろんストロー付き!)を持ってきてくれた後、
「どれどれ?」
 机の上に広げた問題集を覗き込むように、真横に立って顔を近づけてきた。その時、僕の二の腕あたりに柔らかいものが当たっていた。
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