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明君のお母さんと僕
第8章 包丁
 いや違う。小さな光だ。わずかな穴があって、そこから部屋の光が差し込んでいるのだ。
 僕はその光を確認すべく、ゆっくりと立ち上がった。
 光はちょうど顔の位置にあった。
 僕は光の中を覗き込む。
 それは、見なくてもいい光だったのかもしれない。
 寝室の大きなベッドの上ではいま、裸になった明君のお母さんが四つん這いになって、男の股間に顔を埋めていた。
 王様のように仰向けに寝ころぶ男は、明君のお母さんの頭を両手で抑え込んでいた。
「おらおらおら」
 男は両手で頭を抑えるだけでなく、腰を上下に激しく動かした。
「ふぐうぅう!」
 明君のお母さんは陸に打ち上げられた魚のように両手足をバタバタさせた。
 窒息死してしまうんじゃないかと不安になるほどで、僕は一瞬たりとも目が離せない。
 いつも優しい明君のお母さんが無慈悲な拷問を受けていることが信じられなかった。

★

 拷問のようなフェラチオからようやく解放されると、明君のお母さんは後ろから犯された。
「もっとケツ、突き出せよ」
 自分の奥さんなのに男は強姦魔のようになって、明君のお母さんを脅すように言う。
「はい」
 明君のお母さんは完全に怯え切っていて、何の抵抗を示すことなく、小ぶりなお尻を突き上げた。僕のように穴はどこかと戸惑うようなこともなく、男は一気に貫いた。
「あぐううぅ」
 男の力強い一突きで、明君のお母さんは上体をのけ反らせて、辛そうな声をあげた。
 僕の位置からはちょうど明君のお母さんの顔が真正面にあるので、その表情は嫌というほどはっきりと見えてしまうのだ。
 男はがっしりと明君のお母さんのお尻を掴んだまま、力強い突きをひたすら繰り返す。それはまるで獣の性行為で、男は最初から射精に向かって、腰を振り続けるようだった。
「んふぅ、ああん、あああっ」
 そんな獣的な扱いを受けているにも関わらず、明君のお母さんは徐々に艶めかしい声を漏らし始めていた。男は全身を揺らすようにしながら、明君のお母さんという牝犬の膣にペニスを突き立てる。柔らかい膣の粘膜をゴリゴリと擦るように肉棒を動かす。
「あん、いいっ……あああん、あなた……」
 僕は、違う、と自分に言い聞かせる。
 違う、違う、違う。
 明君のお母さんが感じているなんて、違う。
 それを見ている僕のおちんちんが硬くなっていることも、違う。
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