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明君のお母さんと僕
第9章 夕餉
久しぶりにカサドノ公園にやってきた。ここでは以前、首つり自殺があった。
早朝、ジョギングをしている人が藤棚に囲まれた石のテーブルの上で、首をつっている老人を発見したそうだ。それ以来、ここは幽霊が出るといった噂も広まり、日が沈むころには 気味悪がって、近所の人も近寄らなくなった。
僕もさすがに藤棚の近くは怖いので、だいぶ離れたベンチに腰をかけた。
「もう、うちに来ないで。お願い」
明君のお母さんに言われた言葉がこびりついて離れない。
あの後、明君のお母さんに乱暴なSEXをした旦那さんは、慌てた様子で会社に戻った。
僕はすぐにクローゼットから出て、寝室へ向かった。
明君のお母さんはまだ全裸でうつ伏せのまま、ベッドの上で泣いていた。犯されていた時のように、両足も開いたままで、桜色の穴も剥き出しだった。
中で出されていたから精液も垂れていたと思う。僕の精液もまだ入っていたかもしれない。
大丈夫? と声をかけようとして、やめた。大丈夫なわけがないから。
こういう時、どうすればいいのか分からない。
明君のお母さんの体に触れていいのかも分からない。
僕は結局、突っ伏した明君のお母さんの横でバカみたいに突っ立っているだけだ。
しばらくして、明君のお母さんが身を起こした。
そして僕を見て、明君のお母さんはものすごく優しい笑顔で、
「ごめんね。怖かったよね……」
笑っているのかと思ったら、泣きべそをかいていた。
僕は「出て行って!」と怒鳴られたほうがまだマシだった。
謝られると余計に何もできなかった自分のふがいなさが身に染みるのだ。
「大丈夫」
僕がここで大丈夫と言って、どうするんだ。
明君のお母さんは少し間を置いてから、
「もう、うちにきたらダメよ」
優しく諭すように言われたから一瞬理解できなかった。
「どうして? 嫌だ!」
理解した途端、僕は自分でも驚くほど感情的になっていた。
「ダメなの」
明君のお母さんはビクともせず、同じ調子で言ってくる。
「嫌だよ」
僕は泣きそうな声になった。コロコロと感情が変わる。
「だって。今日みたいなこと、またあるかもしれないし……それに」
「大丈夫だよ!」
何が大丈夫なのか、これこそ自分でも訳が分からない。
早朝、ジョギングをしている人が藤棚に囲まれた石のテーブルの上で、首をつっている老人を発見したそうだ。それ以来、ここは幽霊が出るといった噂も広まり、日が沈むころには 気味悪がって、近所の人も近寄らなくなった。
僕もさすがに藤棚の近くは怖いので、だいぶ離れたベンチに腰をかけた。
「もう、うちに来ないで。お願い」
明君のお母さんに言われた言葉がこびりついて離れない。
あの後、明君のお母さんに乱暴なSEXをした旦那さんは、慌てた様子で会社に戻った。
僕はすぐにクローゼットから出て、寝室へ向かった。
明君のお母さんはまだ全裸でうつ伏せのまま、ベッドの上で泣いていた。犯されていた時のように、両足も開いたままで、桜色の穴も剥き出しだった。
中で出されていたから精液も垂れていたと思う。僕の精液もまだ入っていたかもしれない。
大丈夫? と声をかけようとして、やめた。大丈夫なわけがないから。
こういう時、どうすればいいのか分からない。
明君のお母さんの体に触れていいのかも分からない。
僕は結局、突っ伏した明君のお母さんの横でバカみたいに突っ立っているだけだ。
しばらくして、明君のお母さんが身を起こした。
そして僕を見て、明君のお母さんはものすごく優しい笑顔で、
「ごめんね。怖かったよね……」
笑っているのかと思ったら、泣きべそをかいていた。
僕は「出て行って!」と怒鳴られたほうがまだマシだった。
謝られると余計に何もできなかった自分のふがいなさが身に染みるのだ。
「大丈夫」
僕がここで大丈夫と言って、どうするんだ。
明君のお母さんは少し間を置いてから、
「もう、うちにきたらダメよ」
優しく諭すように言われたから一瞬理解できなかった。
「どうして? 嫌だ!」
理解した途端、僕は自分でも驚くほど感情的になっていた。
「ダメなの」
明君のお母さんはビクともせず、同じ調子で言ってくる。
「嫌だよ」
僕は泣きそうな声になった。コロコロと感情が変わる。
「だって。今日みたいなこと、またあるかもしれないし……それに」
「大丈夫だよ!」
何が大丈夫なのか、これこそ自分でも訳が分からない。

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