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おじさんとお子ちゃま
第6章 <曖昧な態度>
「いたっ…。」
背中が痛い。
一瞬のことで、私には何が起きたのか理解ができなかった。
布団を敷く部屋に私は立っていて、かずきは部屋の中心にある座椅子に座りテレビを見ていたはず…。
それが、かずきは今私の目の前に立っていて…私は部屋の隅に倒れていた。
状況から察するに…
突き飛ばされたんだと思う。
どちらかと言うと筋肉質な肉体のかずきに突き飛ばされたから、普通に転んだ時よりも勢いがあり痛かった。
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