この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
おじさんとお子ちゃま
第10章 <悪夢>
会う、会わないの駆け引きで結局…中野さんから電話がきてから30分は経っていた。

もう駆け引きも面倒になってきた私は何も考えずに、中野さんと会うことにした。

中野さんがアパートまで迎えに来てくれるというので、とりあえず1度帰り適当に着替えて迎えに来た中野さんの車に乗り込んだ。

乗り込むと同時に走り出す車。

「あの、恭平さんの秘密が聞きたいんですが…。」

『まぁ、ここにいて田所に会ったら面倒だからちょっとドライブしよう。』

「いえ、そこら辺のコンビニの駐車場に停めて話しましょう?
すぐ帰ってやらなきゃいけないことがあるので。」

『そう言うなよ。せっかく会ったのにさぁ。』

(別に恭平さんの話が聞きたいだけなんだけど…。
なんなんだろうこの人。電話の時から渋ってばっかり…。)

興味のない中野さんとのドライブは、全然楽しくなかった。
恭平さんの話を聞いても『まだ言えない。』と渋って、なかなか話してくれないから車内は終始沈黙だった。

中野さんの運転する車は、車でおよそ40分かかる夜景で有名なスポットに着いた。
恭平さんとも来たことがある思い出の場所。
恭平さんと来たときは夜景が綺麗で、キャッキャはしゃいでいたが…今は夜景なんてどおでもいい。

「恭平さんの話を聞くために来たんですけど?
早く話してもらえませんか?」

/179ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ