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おじさんとお子ちゃま
第10章 <悪夢>
会う、会わないの駆け引きで結局…中野さんから電話がきてから30分は経っていた。
もう駆け引きも面倒になってきた私は何も考えずに、中野さんと会うことにした。
中野さんがアパートまで迎えに来てくれるというので、とりあえず1度帰り適当に着替えて迎えに来た中野さんの車に乗り込んだ。
乗り込むと同時に走り出す車。
「あの、恭平さんの秘密が聞きたいんですが…。」
『まぁ、ここにいて田所に会ったら面倒だからちょっとドライブしよう。』
「いえ、そこら辺のコンビニの駐車場に停めて話しましょう?
すぐ帰ってやらなきゃいけないことがあるので。」
『そう言うなよ。せっかく会ったのにさぁ。』
(別に恭平さんの話が聞きたいだけなんだけど…。
なんなんだろうこの人。電話の時から渋ってばっかり…。)
興味のない中野さんとのドライブは、全然楽しくなかった。
恭平さんの話を聞いても『まだ言えない。』と渋って、なかなか話してくれないから車内は終始沈黙だった。
中野さんの運転する車は、車でおよそ40分かかる夜景で有名なスポットに着いた。
恭平さんとも来たことがある思い出の場所。
恭平さんと来たときは夜景が綺麗で、キャッキャはしゃいでいたが…今は夜景なんてどおでもいい。
「恭平さんの話を聞くために来たんですけど?
早く話してもらえませんか?」
もう駆け引きも面倒になってきた私は何も考えずに、中野さんと会うことにした。
中野さんがアパートまで迎えに来てくれるというので、とりあえず1度帰り適当に着替えて迎えに来た中野さんの車に乗り込んだ。
乗り込むと同時に走り出す車。
「あの、恭平さんの秘密が聞きたいんですが…。」
『まぁ、ここにいて田所に会ったら面倒だからちょっとドライブしよう。』
「いえ、そこら辺のコンビニの駐車場に停めて話しましょう?
すぐ帰ってやらなきゃいけないことがあるので。」
『そう言うなよ。せっかく会ったのにさぁ。』
(別に恭平さんの話が聞きたいだけなんだけど…。
なんなんだろうこの人。電話の時から渋ってばっかり…。)
興味のない中野さんとのドライブは、全然楽しくなかった。
恭平さんの話を聞いても『まだ言えない。』と渋って、なかなか話してくれないから車内は終始沈黙だった。
中野さんの運転する車は、車でおよそ40分かかる夜景で有名なスポットに着いた。
恭平さんとも来たことがある思い出の場所。
恭平さんと来たときは夜景が綺麗で、キャッキャはしゃいでいたが…今は夜景なんてどおでもいい。
「恭平さんの話を聞くために来たんですけど?
早く話してもらえませんか?」