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おじさんとお子ちゃま
第5章 <お酒のちから>
早めに帰宅した私は、帰ってくるなりご飯も食べずに扇風機の前に座っていた。
暦的には7月だったと思う。
プルルルル…プルルルル…
普段はかずきからしか鳴ることのない携帯電話。
ディスプレイを見てみると、[田所恭平]っと出ていた。
(えっ?!!!)
社員の電話番号は住所録に記載してあり、事務所の人達だけ念のために番号だけ携帯電話に登録していた。
思いがけない電話。
一瞬間違いかと思うが、こんな時間にかけてくるってことは何か用事があるんだろう…。
ドキドキしながら、私は電話に出た。
暦的には7月だったと思う。
プルルルル…プルルルル…
普段はかずきからしか鳴ることのない携帯電話。
ディスプレイを見てみると、[田所恭平]っと出ていた。
(えっ?!!!)
社員の電話番号は住所録に記載してあり、事務所の人達だけ念のために番号だけ携帯電話に登録していた。
思いがけない電話。
一瞬間違いかと思うが、こんな時間にかけてくるってことは何か用事があるんだろう…。
ドキドキしながら、私は電話に出た。