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不倫王の憂鬱
第2章 社内40%制覇

陽も沈み、車のヘッドライトめがけて夏虫たちがぶつかってくるのを見ながら彼は想う。
”このまま新人の女子社員を食うのか・・・。”
ホテルを2~3過ぎたところに昔入った露天風呂つきのホテルはあった。
地下駐車場に停車し彼は静子に最後の確認をわざとした。
「俺は嫁もいるし他にも女はいるよ。お前だけのものにはなれないけどそれでもいいのか?」
当然、頷くのを知っていた上での質問だった。
「はい・・・」
予想通りの頷きで静子は下を向いたままホテルのドアを開けた彼の後ろを付いて行く。
人一人分の幅の階段をのぼり、二人は広い部屋に入った。
そこは白い壁紙に紅いラブソファとガラスのテーブルがあり、白い天蓋の付いた大きなベッドがあった。
一通り部屋を一見した後、静子を見て彼は自分の衣服を脱ぎながら言った。
「脱げよ・・・。」
堰を切ったように静子は俯きながら、だが素早く、衣服を脱いでいく。
”こいつ、今にも泣きそうなくせに我慢してくらいつこうとしてきてる。
年上にナメラレタクナイ一心が異常に強いんだな”彼は静子の過去に無い経験を積ませて彼女を自分の色に変えるためのシナリオを、既に砂浜で彼女の泳ぎを見ながら書いていたのだ。
すべては不倫王である彼の筋書きがキャリアの無い静子を操り人形のように踊らせていく。
彼女は黒の下着をつけたまま彼に言った。
「ねえ、いつも脱がさないで自分で脱いでもらうんですか?」
「ああ、そうだよ。だって羞恥心がかなり減るだろ。自分で脱ぐドキドキ感は羞恥心とは違ってなんか違うだろ?」
彼は女が自ら脱ぐことで男に絶対的に服従することを知っていた。
その後に身体を重ねたときの女の男への信頼感が感度を上げ、こんなに感じるSEXがあるという事を経験させるのに1番の薬であることも。
女は一様に肉体的な快楽よりも精神的な快楽に性感を上げる。
どんなに性技に長けていても心を支配できないと女はイク寸前で宇宙を見ることはできない。
予断だが決まったパートナーが居たら試しに一言言ってみればいい。
「お前のこと、愛してるよ。愛してる」
と耳元で囁くだけで相手は今まで以上の喚起の声で快感のるつぼに嵌るだろう。
”このまま新人の女子社員を食うのか・・・。”
ホテルを2~3過ぎたところに昔入った露天風呂つきのホテルはあった。
地下駐車場に停車し彼は静子に最後の確認をわざとした。
「俺は嫁もいるし他にも女はいるよ。お前だけのものにはなれないけどそれでもいいのか?」
当然、頷くのを知っていた上での質問だった。
「はい・・・」
予想通りの頷きで静子は下を向いたままホテルのドアを開けた彼の後ろを付いて行く。
人一人分の幅の階段をのぼり、二人は広い部屋に入った。
そこは白い壁紙に紅いラブソファとガラスのテーブルがあり、白い天蓋の付いた大きなベッドがあった。
一通り部屋を一見した後、静子を見て彼は自分の衣服を脱ぎながら言った。
「脱げよ・・・。」
堰を切ったように静子は俯きながら、だが素早く、衣服を脱いでいく。
”こいつ、今にも泣きそうなくせに我慢してくらいつこうとしてきてる。
年上にナメラレタクナイ一心が異常に強いんだな”彼は静子の過去に無い経験を積ませて彼女を自分の色に変えるためのシナリオを、既に砂浜で彼女の泳ぎを見ながら書いていたのだ。
すべては不倫王である彼の筋書きがキャリアの無い静子を操り人形のように踊らせていく。
彼女は黒の下着をつけたまま彼に言った。
「ねえ、いつも脱がさないで自分で脱いでもらうんですか?」
「ああ、そうだよ。だって羞恥心がかなり減るだろ。自分で脱ぐドキドキ感は羞恥心とは違ってなんか違うだろ?」
彼は女が自ら脱ぐことで男に絶対的に服従することを知っていた。
その後に身体を重ねたときの女の男への信頼感が感度を上げ、こんなに感じるSEXがあるという事を経験させるのに1番の薬であることも。
女は一様に肉体的な快楽よりも精神的な快楽に性感を上げる。
どんなに性技に長けていても心を支配できないと女はイク寸前で宇宙を見ることはできない。
予断だが決まったパートナーが居たら試しに一言言ってみればいい。
「お前のこと、愛してるよ。愛してる」
と耳元で囁くだけで相手は今まで以上の喚起の声で快感のるつぼに嵌るだろう。

