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秘密の回転寿司
第2章 秘密の地下室
社長について一旦店を出る。社長はずんずんと歩き、店の裏手に回った。そして、そこの何のへんてつもないドアに手をかけると、注意深くあたりを伺ってから例の金色のカードをリーダーに通した。
「さあ、入ろう」
ドアの向こうは下り階段で、どうも地下室があるらしい。
とにかく社長について行くしかないので、その階段を下った。
どれくらい下っただろうか。これまた何のへんてつもないドアがあり、社長が再びカードをリーダーに通した。
ガシャン、と無機質な音がして、扉が開く。
中の光景に俺は思わず拍子抜けしてしまった。
そこにあったのは、空港にあるような大きなベルトコンベア。奥の壁から出て、広い部屋をぐるっと一周する形になっている。そして、ベルトコンベアの脇にはやたらと大きなテーブルがいくつか並んでいる。
「何ですか?ここは」
俺は社長に聞いた。
しかし、社長は答えず「ついてきたまえ」と言ってずんずん歩いて行ってしまう。
何なんだ、ここは…
周りをよく見ると、何人かの客らしき人がベルトコンベアの脇に置かれた椅子に座っていた。
社長は激安寿司の秘密があるようなことを言っていたが、この光景からは到底そんなふうには見えない。
一体何なんだ……
「さあ、入ろう」
ドアの向こうは下り階段で、どうも地下室があるらしい。
とにかく社長について行くしかないので、その階段を下った。
どれくらい下っただろうか。これまた何のへんてつもないドアがあり、社長が再びカードをリーダーに通した。
ガシャン、と無機質な音がして、扉が開く。
中の光景に俺は思わず拍子抜けしてしまった。
そこにあったのは、空港にあるような大きなベルトコンベア。奥の壁から出て、広い部屋をぐるっと一周する形になっている。そして、ベルトコンベアの脇にはやたらと大きなテーブルがいくつか並んでいる。
「何ですか?ここは」
俺は社長に聞いた。
しかし、社長は答えず「ついてきたまえ」と言ってずんずん歩いて行ってしまう。
何なんだ、ここは…
周りをよく見ると、何人かの客らしき人がベルトコンベアの脇に置かれた椅子に座っていた。
社長は激安寿司の秘密があるようなことを言っていたが、この光景からは到底そんなふうには見えない。
一体何なんだ……