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「私が欲しいですか?お嬢様」
第11章 執事〜決断〜

結斗さんに手を引かれ
温室の奥へ進む。
その先は植物でトンネルが
できていて、道はどんどん細くなる。
不思議な世界に引き込まれて行くような。
その道をずっと行くと
そこには扉があった。
「この扉を開けるとカフェなんですよ」
そう言って結斗さんは
扉を開けた。
ガチャー。
「わ…!」
ーあれ、結斗か。
ーこんにちは、マスター。
今日は新しいお客さんを連れてきたよ。
扉を開けたら
そこにはカントリー調のおしゃれな
カフェの店内だった。
「かわいい…」
外国にあるような可愛いカフェに
あたしは思わず声が出た。
「彩芽様、紹介します。
こちらのカフェのマスター」
「純也と申します。
よろしくお願いしますね。
マスターでも純也でも、お好きな方で
呼んでくださいね」
そう挨拶してきたマスターは
見た目は30代くらいの渋めな人。
おじさんと呼ぶにはまだ早いような、
けれど、落ち着いた雰囲気で
とても優しい目をしてる。
「名雲 彩芽といいます。
よろしくお願いします」
あたしの名前を聞いて
目を開くマスター。
「名雲って…沙月の娘さん?」
「何、マスター知ってるの?」
その名前にあたしより
先に結斗さんが反応した。
「母をご存知なんですか?」
「よく、知っているよ。
よくここへ来ていたからね」
ママは今38歳…
この人見た目すごく若く見えるけど
結構年齢いってるのだろうか…?
「マスター、若く見えるから
彩芽様、状況が
よくわからないんじゃない?」
そう言った結斗さんに
マスターは、ああ!と言い説明した。
「僕は沙月よりも10個上なんだ。
だから48。
ここのカフェは23の時からやっていてね。
沙月が初めてきたのは16の時で
僕が26の時だよ」
「10個も!?」
あたしは見た目とは違う
マスターの年齢に驚いた。
「そうか、沙月の娘さんか。
沙月によく似ているね」
大人の笑顔に少しドキッとする。
「ありがとうございます」
そんな様子を結斗さんは
微笑みながら見ていた。
「結斗、奥の部屋を使って。
いつものコーヒーでいいかな?」
「あ、うん。お願い!」
それだけ返事をすると奥にある
個室へ入った。
温室の奥へ進む。
その先は植物でトンネルが
できていて、道はどんどん細くなる。
不思議な世界に引き込まれて行くような。
その道をずっと行くと
そこには扉があった。
「この扉を開けるとカフェなんですよ」
そう言って結斗さんは
扉を開けた。
ガチャー。
「わ…!」
ーあれ、結斗か。
ーこんにちは、マスター。
今日は新しいお客さんを連れてきたよ。
扉を開けたら
そこにはカントリー調のおしゃれな
カフェの店内だった。
「かわいい…」
外国にあるような可愛いカフェに
あたしは思わず声が出た。
「彩芽様、紹介します。
こちらのカフェのマスター」
「純也と申します。
よろしくお願いしますね。
マスターでも純也でも、お好きな方で
呼んでくださいね」
そう挨拶してきたマスターは
見た目は30代くらいの渋めな人。
おじさんと呼ぶにはまだ早いような、
けれど、落ち着いた雰囲気で
とても優しい目をしてる。
「名雲 彩芽といいます。
よろしくお願いします」
あたしの名前を聞いて
目を開くマスター。
「名雲って…沙月の娘さん?」
「何、マスター知ってるの?」
その名前にあたしより
先に結斗さんが反応した。
「母をご存知なんですか?」
「よく、知っているよ。
よくここへ来ていたからね」
ママは今38歳…
この人見た目すごく若く見えるけど
結構年齢いってるのだろうか…?
「マスター、若く見えるから
彩芽様、状況が
よくわからないんじゃない?」
そう言った結斗さんに
マスターは、ああ!と言い説明した。
「僕は沙月よりも10個上なんだ。
だから48。
ここのカフェは23の時からやっていてね。
沙月が初めてきたのは16の時で
僕が26の時だよ」
「10個も!?」
あたしは見た目とは違う
マスターの年齢に驚いた。
「そうか、沙月の娘さんか。
沙月によく似ているね」
大人の笑顔に少しドキッとする。
「ありがとうございます」
そんな様子を結斗さんは
微笑みながら見ていた。
「結斗、奥の部屋を使って。
いつものコーヒーでいいかな?」
「あ、うん。お願い!」
それだけ返事をすると奥にある
個室へ入った。

