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「私が欲しいですか?お嬢様」
第14章 執事〜颯太の想い〜
家に着いてから
颯太さんは何故かキッチンに
こもってしまった。
ーでは、彩芽様
私は少しキッチンへ行きますので
シャワーなどを済ませてお待ちください。
そう言って家について
5分もせずにいなくなった。
「どうしたんだろ…?」
あたしは不思議に思いながらも
シャワーを浴びる準備して
シャワールームに入った。
シャワーを浴びながら
今日のカフェでの出来事を
思い出していた。
「ふふ…マスター
かっこよかったなぁ」
もうちょっと歳が近かったら
好きになってたかな。
そんなことないかな。
それより…
「マスターの好きな人って
誰なんだろ…」
もう結婚もして、子どももいる。
名前くらい聞けば良かったかも?
「次、会った時は聞いてみよっ」
あたしは洗い終わると
そのまま湯船に浸かった。
お風呂を出たら
颯太さんと話をしよう…
チャプ…
「大丈夫だよね、ちゃんと話せるよね」
あたしは上を向いて
目をつむった。