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「私が欲しいですか?お嬢様」
第17章 専属〜初めての夜〜
部屋で買ってきたものを
整理していたら
颯太さんが来た。
「彩芽様!」
部屋にきた颯太さんは
珍しく息切れをしていて
どうやら、あたしが帰ってきたのを
聞いて走ってきたらしい。
「ただいま、颯太さん」
「ご連絡くださればよかったのに…」
離れていたのはほんの
5時間くらいなのに
ずいぶん寂しそうな表情。
「ごめんなさい」
謝るあたしの目の前まで来て
あたしが買ってきたものを
一緒に見る。
ふっとワンピースが目に入った。
「これ…彩芽様が着るのですか?」
颯太さんはじっとそれを見て
質問してきた。
「え、うん。そのために
買ってきたんだし…」
それを手にとり、自分に合わせた。
「ほら!見て!
ママは似合うって言ってくれたの!
似合います??」
あたしは合わせながら
くるくる回る。
ふっと見ると颯太さんは
手で口元を抑えて顔を真っ赤に
していた。
「颯太さん?」
あたしは首をかしげて
顔を覗き込む。
「どうしたの?」
「…います」
「へ?」
「とてもよくお似合いです…」
トクンッー。
似合うと言ってほしかったのは
本当だけど、実際言われて
こんな恥ずかしいとは思わなかった。
「あ、ありがと…」
整理していたら
颯太さんが来た。
「彩芽様!」
部屋にきた颯太さんは
珍しく息切れをしていて
どうやら、あたしが帰ってきたのを
聞いて走ってきたらしい。
「ただいま、颯太さん」
「ご連絡くださればよかったのに…」
離れていたのはほんの
5時間くらいなのに
ずいぶん寂しそうな表情。
「ごめんなさい」
謝るあたしの目の前まで来て
あたしが買ってきたものを
一緒に見る。
ふっとワンピースが目に入った。
「これ…彩芽様が着るのですか?」
颯太さんはじっとそれを見て
質問してきた。
「え、うん。そのために
買ってきたんだし…」
それを手にとり、自分に合わせた。
「ほら!見て!
ママは似合うって言ってくれたの!
似合います??」
あたしは合わせながら
くるくる回る。
ふっと見ると颯太さんは
手で口元を抑えて顔を真っ赤に
していた。
「颯太さん?」
あたしは首をかしげて
顔を覗き込む。
「どうしたの?」
「…います」
「へ?」
「とてもよくお似合いです…」
トクンッー。
似合うと言ってほしかったのは
本当だけど、実際言われて
こんな恥ずかしいとは思わなかった。
「あ、ありがと…」