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「私が欲しいですか?お嬢様」
第21章 ドキドキ社交ダンスコンテスト。




ーそれではここで1度
休憩といたします。
再開は30分後です。
残った上位ペアは時間厳守ですー




残ってしまった…

出場ペアは全30組

5位以内に入ったものは
休憩後にまた踊る。


もちろん詩織と大和さんも
残っていた。


「彩芽ー!残ったね!やったじゃん!」


と言ってもあたし達は
ギリギリの4位。

「優勝は詩織と大和さんだよっ!
2人とも綺麗だし息ぴったり〜!」

そうこの2人は1位通過。

「詩織様、着替えをしなくては
なりませんので、行きましょう」


「あ、うん!じゃあ彩芽あとでね!」


去って行く詩織に手を振る。

あたしはふぅと溜め息をついて
名雲家のプライベートルームに
向かった。


颯太さんは一足先に部屋に行き
あたしの着替えと飲み物を用意
してくれている。


ガチャー。


「…大丈夫ですか?彩芽様」


「あ、うん…」


颯太さんについていくだけで
精一杯なのに、残ってしまうなんて…


紅茶を入れる颯太さんを
じっと見つめる。


正直足手まといではないかと
考えてしまう。

でも不思議なんだ。
この不安な気持ちを持てば
持つほど、ぎゅってしてほしくなる。


ー大丈夫ですよ

って言ってほしくなる。



じっと見つめていたら
颯太さんが視線に気づいた。

しばらく互いに見つめ合い
颯太さんは何を思ったのか
紅茶を入れてる手を止め
あたしに向かって両手を広げた。








「…おいで」

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