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「私が欲しいですか?お嬢様」
第22章 専属〜ご褒美の夜〜



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結局あたし達は
3位入賞でコンテストを終えた。



もちろん、優勝はあの2人
詩織と大和さんペア。


でもこのコンテストの最後には
またみんなで踊って
コンテストというよりも
踊ることを楽しむものだった。


あたしは何とか
颯太さんのリードのおかげで
乗り切ることができたけど
これが来年もあるのかと思うと…


今から気持ちがグッタリするわ。


でもそれよりも…


「いったぁ!いたたた…」

シャワーを浴びながら
身体を動かすたびに
足が悲鳴をあげる。


慣れないヒールをずっと
履き続けて、踊り続けて
足はパンパンです…


「これは…今日マッサージ必要かも」



颯太さんも今はたぶん部屋で
シャワー浴びてるだろうから
出たら少しマッサージして
待ってようかな。


「今日はいつもより
ご飯食べられそうな感じ〜」


ひとり言が多くなっていたけど
気にせずに身体を洗った。

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