この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
「私が欲しいですか?お嬢様」
第26章 マスターの恋模様


イタリア・フィレンツェ


イタリアは日本よりも
7時間ほど時間が違う。


今、日本は11時すぎたあたり。
イタリアはまだ午前4時過ぎだ。


こんな事なら
あいつにイタリアに行くと
話しておけば良かったと
後悔している。


「ちくしょう…こんな時間に
電話してくるとは…」


布団で寝ていた俺を起こしたのは
うるさく鳴る携帯。

誰だよと悪態つきながら
出た相手は颯太だ。


俺は眠れなくなったので
布団から出て
ベランダで煙草に火をつけた。


「ふぅ…」



煙草に火をつけたまま
俺は振り返る。

ベッドに眠るのは愛しき人だ。



そういう関係なのかって…

いや、いわゆる生殺し状態。




好きな女にイタリアまで
来てほしいって言われて

まぁ素直に来てしまって。


一緒に寝てほしいとまで言われ
ここはするしかない!と
思ってたんだけど

いざ、寝顔を前にしたら
いやぁびびって出来ない。





チキンなのよ…俺。












っていうのは嘘。





ほとんはあいつの気持ち
ちゃんと知ってからじゃないと
したくないからね。





いや、まぁ生殺しは辛いですけど。

/384ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ