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「私が欲しいですか?お嬢様」
第27章 マスターの恋模様②
当てがったまま
目を瞑る純也。
沙月はどうしたのかと
不安になった。
「っ…沙月…」
苦しそうな切なそうな声。
沙月がそっと純也の頬に触れると
純也が目を開けた。
その目は今にでも泣きそうな目。
「…どうしたの…?」
沙月の問いかけに
苦しげに笑う。
「いや、やっと…
お前と一つになれるんだと思って…」
その言葉に沙月は驚き
そして優しく微笑んだ。
「…きて?」
「ああ…入れるよ…」
純也の熱を持った肉棒は
ゆっくりと沙月の中へ入っていく。
ググッ…
「くっ…!」
これが…沙月の中か…
堪らない。
絡みつく…
「沙月…っ…さつき…」
「あっ…んんっ…ぁん」
純也はその気持ち良さに
耐えきれず何かが切れたかの様に
腰を動かした。
グチュッ
グチュッ
「はぁっ!んぁ…ふっ…ぁ」
沙月と目が合う。
その声が
その瞳が
俺を捉える。