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「私が欲しいですか?お嬢様」
第28章 専属執事〜別離〜



「彩芽様、学園に行く時間ですが…」


制服も着ずにボーッと座る
彩芽に晴人が声をかける。


晴人は日に日に
元気が無くなり、痩せていく
彩芽を目にしていた。


少しでも食べてほしい。


少しでも笑ってほしい。


そう思い、手を尽くすも
彩芽は笑う事が少なくなり
食事もまともに取れなくなってきた。


「彩芽様…」


晴人は彩芽の目の前に膝をつき
顔を見る。



「少しの間、ここを離れましょう」



晴人は見るに見兼ねて提案した。


「やだ…颯太さんはここへ
帰ってくるもん」


彩芽は目を伏せがちに答えた。


「大丈夫です。
颯太も知っている場所です。
帰ってきた時はそこにいると
伝えてもらいましょう」


「……」


彩芽の答えを晴人は待たずに
部屋を出た。

屋敷から少し離れ
北海道にある別荘へ行ける様に
手配を始めた。



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