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第30章 尚弥〜溢れる想い〜

尚弥の躯は次第に強く熱をもち
それは形を露わにした。

目を閉じ、想像を巡らせ
尚弥は自身の手でその熱に触れた。


「…くっ…」


尚弥はゆっくりとその手を
上下させた。


あの白い肌にもう1度触れたい。

柔らかな唇を塞ぎ
甘い声が漏れる…

ーんっ…ふ…


彩芽…

あの膨らみに触れ
あの躯を突き上げたい衝動にかられる。

尚弥はその熱を握る手に
力を込める。


「くっ…！」

あの躯を突き上げたら
どうなるのか…

きっと中は優しく熱い。


ーあぁっ…！奥っ…


徐々に手の動きが早くなる。

「あや…めっ…！」



ーんあっ…だめ…もぉっ




尚弥に限界が近づく。

その熱は最高潮まで達する。



ー尚弥さ…ん…



「彩芽っ…！んあっ…！！！」




彩芽の熱を帯びた姿を想像し
尚弥は自らの熱を放った。