この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
「私が欲しいですか?お嬢様」
第30章 尚弥〜溢れる想い〜

颯太さんがいなくなって
3週間が経った。


あたしの携帯は1度も鳴らない。

連絡がくるとしたら
詩織だけ。


「颯太さん…」


いつまで待ち続ければ
いいんだろう。

いつまで好きでいるんだろう。

あたしはどうしたらいいの…


颯太さんは婚約者がいて
邪魔なのはあたし。





彩芽はそんな思いを抱え
この日は外に出ようともしなかった。


鳴るわけないとわかっていても
この携帯が鳴ることを期待してる。



学園もずっと休んでる。


このままじゃいけないことは
自分が1番よくわかっていた。



どんな風にしたって
代わりを求めたって
虚しくなるだけで…


仕方ない。

好きなんだもの。



「…よし」



あたしは勢いよくソファから
立ち上がり、晴人さんの部屋へ
向かった。


/384ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ