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「私が欲しいですか?お嬢様」
第4章 執事〜尚弥〜

学園についてから
結斗さんにすぐ談話室に
連れて行かれた。


コンコンー。

ーはい。


「尚弥、お待たせ!」

尚弥…?って
真壁 尚弥!?

「ああ、大丈夫。今さっき来た所」

部屋に入ると、目が合った。
尚弥さんはにっこり微笑んだ。

「お久しぶりですね、彩芽様」
しかし、目はやっぱり笑ってない。

「こんにちは…あ、違った。
おはようございます」



まさか、次のお試しって…


「彩芽様、次のお試しは
尚弥でいかがですか?」


やっぱり!!!!!

「私でよろしければ、1週間
結斗と同様につかせていただきます」


目は笑ってないが
ニッコリ微笑む尚弥さん。
その隣でニコニコと屈託ない笑顔を
向けてくる結斗さん。


これは…断れないパターンなんじゃ…







ガチャー。

その時、談話室のドアが開いた。

「あ、颯太」

その言葉にゆっくり振り向く…
ああ、あの人だ。
颯太さんもあたしに気づく。

「彩芽様、お久しぶりですね」

やっぱりかっこいい。
でも今日は眼鏡をかけてない。
コンタクトかな…?

「あの、眼鏡…どうしたんですか?」

「あ!ほんとだ、してない!
颯太どこやったの?」


「またあれか?紅の女教師に取られたか?」


取られる!?
どういうこと!?

「そうですね。参りましたよ、あの人は
すぐに私の物を取っていきますから」


うちの学園の女教師って誰だろ…

「ほんと颯太、年上にモテるねー!」

「彩芽様の前であまりそういうことは
言わないで下さい」


そう言いながら、颯太さんは
窓際の真ん中にある机の引き出しから
代わりの眼鏡を取り出した。
カチャー。


「ふぅ。眼鏡があると視界がやはり
違いますね。ところでー」

眼鏡をかけた颯太さんが
あたしを見る。


「彩芽様はなぜ、こちらに??」


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