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「私が欲しいですか?お嬢様」
第5章 颯太〜愛玩〜
「んっあっ…」
彼女が私の上にいたら
こんな感じなんだろうか。
今日、そういえば社交ダンスの
練習をしているはず…
颯太の上で一心不乱に乱れる
田島は、颯太をイカせるために
ひたすら動いた。
奥からどんどん溢れる。
カチャ…
またしても田島は颯太のメガネを取った。
「なぜ…っいつもメガネを取るんです?」
颯太はいつもそれが疑問だった。
メガネを取ると、目は霞む。
視界はボヤける。
「んっ…はぁ。だぁ…って
その方が…んっあっ…かの、じょと
重なりやすい…でしょ?んっあっ!」
どこまでも、この人は厄介だ。
「…そこまで言うなら、遠慮なく…」
ズチュッ!
颯太は下から熱く反り返った欲望を
さらに奥へ突き上げた。
「ああっ!!」
締め付ける蜜穴。
ボヤける視界にうつるのは
完全に彼女だ。
ならば、容赦はしない。
さらに激しく奥へ奥へ打ち付け
パンパンと音が弾ける。
「くっ…はぁっ」
颯太も限界が近いのがよくわかる。
「イッて!」
その言葉と同時にゴム越しに
熱を放った。
肩で息をする2人。
行為を終えた颯太は一刻も早く
この場から去りたかった。
「どいてくださいますか?」
フラフラと起き上がり
ゆっくりと颯太のものを引き抜く。
その時小さく声が漏れた。
「イケて良かった…」
何も答えずに支度を始める颯太を
ただ見つめた。
時刻はまだ11時になる10分前、
彩芽はまだダンスを練習しているはず。
その姿が少しでも見たくて
颯太は素早く支度を終え
空き教室を後にしようドアに手をかけた。
「また!」
後ろからの声に立ち止まる。
「また、抱いてくれる?」
また?
そんなのわかるわけない。
颯太は何も答えず、教室を出た。