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「私が欲しいですか?お嬢様」
第6章 執事〜波乱〜

お手洗いに行きたかったはずなのに
今のでもう行く気はなくなった。

詩織とふたりだけで話したいな。

「教室に、詩織はいた?」


「はい、いらっしゃいます」


「そう…」

それだけ聞くと、あたしは
そのまま教室へ向かった。


尚弥さんはさっき言われた言葉が
効いたのか、黙ってついてくる。




カチャー。

教室に入るなり、
詩織の元へ駆け寄った。


「詩織!」


「ん??」


「2人だけで話したい」


「彩芽?どうしたの?一体」

尚弥さんがいる前では話せない。
言葉が出ないまま、詩織を見つめた。
詩織はあたしの表情を見て
小さく頷いた。


「わかった。今日泊まりにおいで」

「ほんと!?」


詩織は頷き、隣にいる大和さんに
言った。


「大和、今日は彩芽と2人だけが
いいから、夜はつかなくていいよ!」


「かしこまりました。
では、お食事が済みましたら
私は部屋へ戻らせて頂きますので
何かありましたら、ご連絡を」


「うん、ありがとう!」


この2人はほんとにいい関係が
できてるって心から思った。


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