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昨日の夜は
第2章 真樹
ふーっと息をついて真樹は頬杖をついた

不景気のせい、この業界は特に景気に影響を受けやすいから

でもこの町でも1、2を争う大きな店がそんなことになるなんて・・・

女の子たちやバーテン、どうなるんだろう

次は見つかるのかな・・・・大変だ




ほどほどいい時間になると半分ほどお客で席が埋まってきたのを見てほっとする

真樹は顔なじみの常連のサラリーマンのテーブルにつき話を弾ませる

年が同じぐらいの男性とは話も弾みやすい

初めてこの業界に入った時はなかなか大変だった

学生時代はファーストフードでアルバイトを少しだけ

大手商社のOLを少し経験したものの馴染めなくてすぐ辞めてしまった

派遣の仕事に変わったものの大した仕事はなく、

コピー取りやイベントのコンパニオンのようなことばかりの日々だった

この業界に入っても

いろんな年齢の男性と最初は話すら満足にできなかった

でも、ここのママは色々なことを教えてくれた・・・

OLしてた時より今のほうがニュースを見て新聞を見て株価のチェックも忘れない

読書も学生時代よりたくさんしている

可愛く笑っておバカな話しかできないのではとてもやっていけない世界

それがこの夜の世界

OL時代にこれぐらい頑張っていたら・・・

商社で仕事もうまくやっていけたのかも・・・

いまさら戻れはしないことだけど
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