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昨日の夜は
第2章 真樹
最後のお客が帰り、晃がBGMを切った
「お疲れ様」
ママが女の子達に声をかける
「ママ、お疲れ様でした」
女の子たちはロッカー荷物を出すと帰っていた
カウンターに座ったママの横に真樹が座る
「ママ、お疲れ」
晃がコーヒーを入れて二人の前においた
「あぁ、ありがとう」
三人で熱いコーヒーを飲む
「シャレムの話、知ってる」
「うん。聞いたわ。どうなるの?」
「あのオーナーねぇ、ほんと困った人よね
お客さんからも話が出てたわねぇ・・・」
「一軒、表通りの大きな店があんな風に消えると街全体に影響が出そうですね」
「シャレムのママはどうしてるのかなあ」
「・・・さっき、会ってきたのよ」
「えっ」
ママは内緒、というように唇に人差し指を当てて言った
「でも、あの人も知らなかったみたいなの」
「そうだったの・・・」
「たしかシャレムのママはオーナーに雇われママでしたよね」
「そうよ、だから彼女もびっくりして何が何だかわかないって感じだったわ」
「やだぁ・・」
「ほんとに・・・、まあ、この話はここまでね
真樹ちゃん、今日、橋爪さんの連れてきた方、感じいい方だったわね」
「そうなの、ママ。
橋爪さんのお連れって聞いてたからもうちょっと上の方かと思っていたんだけど」
「橋爪社長のすごくお気に入りの人なのよ、あの馬淵さんってね。
よく話に出てきててね、前からお会いたいわってお話ししていたのよ」
「ちょっと、無口だけど素敵でしたね」
ママがクスクス笑って真樹の顔を覗き込んだ
「あらぁ、真樹ちゃん珍しいわねぇ。一目ぼれしちゃったの?」
「一目ぼれってほどじゃ・・・でも素敵でしたね
きっと素敵な彼女いますよ」
「あらでも馬淵さん、ずっと真樹ちゃんのこと目で追ってたわ・・・」
「そんなことないですよー、もう、ママったら」
「橋爪さんも言ってたわよ、彼も真樹ちゃん気に入ったみたいだなぁって」
「やだ、本当に?」
「きちんと紹介してもらう?真樹ちゃんフリーならどうかなーって橋爪さん言ってたわ」
「真樹さんファンがざわつきそうな話ですね・・・」
晃がボソッと言った
「お疲れ様」
ママが女の子達に声をかける
「ママ、お疲れ様でした」
女の子たちはロッカー荷物を出すと帰っていた
カウンターに座ったママの横に真樹が座る
「ママ、お疲れ」
晃がコーヒーを入れて二人の前においた
「あぁ、ありがとう」
三人で熱いコーヒーを飲む
「シャレムの話、知ってる」
「うん。聞いたわ。どうなるの?」
「あのオーナーねぇ、ほんと困った人よね
お客さんからも話が出てたわねぇ・・・」
「一軒、表通りの大きな店があんな風に消えると街全体に影響が出そうですね」
「シャレムのママはどうしてるのかなあ」
「・・・さっき、会ってきたのよ」
「えっ」
ママは内緒、というように唇に人差し指を当てて言った
「でも、あの人も知らなかったみたいなの」
「そうだったの・・・」
「たしかシャレムのママはオーナーに雇われママでしたよね」
「そうよ、だから彼女もびっくりして何が何だかわかないって感じだったわ」
「やだぁ・・」
「ほんとに・・・、まあ、この話はここまでね
真樹ちゃん、今日、橋爪さんの連れてきた方、感じいい方だったわね」
「そうなの、ママ。
橋爪さんのお連れって聞いてたからもうちょっと上の方かと思っていたんだけど」
「橋爪社長のすごくお気に入りの人なのよ、あの馬淵さんってね。
よく話に出てきててね、前からお会いたいわってお話ししていたのよ」
「ちょっと、無口だけど素敵でしたね」
ママがクスクス笑って真樹の顔を覗き込んだ
「あらぁ、真樹ちゃん珍しいわねぇ。一目ぼれしちゃったの?」
「一目ぼれってほどじゃ・・・でも素敵でしたね
きっと素敵な彼女いますよ」
「あらでも馬淵さん、ずっと真樹ちゃんのこと目で追ってたわ・・・」
「そんなことないですよー、もう、ママったら」
「橋爪さんも言ってたわよ、彼も真樹ちゃん気に入ったみたいだなぁって」
「やだ、本当に?」
「きちんと紹介してもらう?真樹ちゃんフリーならどうかなーって橋爪さん言ってたわ」
「真樹さんファンがざわつきそうな話ですね・・・」
晃がボソッと言った