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・甘い夢 灯の煢・
第2章 ・出会い・
会場に戻ると、また違うお客様の目があるといけないという配慮から
紗姫がスタッフ ルームの方に案内されてきた。
夢雪の姿を目にして、駆け寄って来る。
「どうしたの?あれ ボレロは~」
「ごめんね、紗姫ちゃんお食事中だったでしょ」
「ああ 大丈夫よあらかた回ってきたあとで、目標も達成出来たし~」
「良かった~ いい出会いあった?」
「もちろん! ただでは帰らないわよ。夢雪はどうなったの」
「それが、さっきちょっと人とぶつかってワインをこぼしてしまって、それでスタッフの方に案内されて」
「ああ なるほどで上着が違うんだ~でも、素敵な上着だね」
「オーナーさんが、持ってきて下さったんだよね それとなんで呼び出したかって言うとね」
話しの途中でノックがなり、どうぞと声をかけた。
そこには私服に着替え、約束のショコラを入れた紙袋を 二つかかげて現れた煢。
その姿を目にした、紗姫が固まったのを夢雪は隣で感じていたのだった。
「支度が出来たので、僕の車でいいかな。今日はそのまま帰っていいとオーナーにお許しを頂いたから。」
「はい、ありがとうございます。あっ紹介しますね紗姫さん、お友達です。こちらは煢さん、此処のパティシエ兼シェフも時折してるって。ボレロの時に一緒にその場にいて私が煢さんの制服も汚してしまって」
それに納得したといった顔をしたが 夢雪の掴んできた、男性の方が凄いなどと思ってしまう紗姫だった。
「初めまして、紗姫です。夢雪がお世話になりました。ちょっとうっかり屋さんなとこがあるから~」
「大丈夫ですよ、ゆっくりお話も出来たし かえって楽しかったですしね」
それに目線をあわされた時に、夢雪の顔が仄かに赤くなったのを見逃さなかった紗姫。
何かあったなと思ったが
それはあえて後で聞こうと思った紗姫だった。
「とりあえず裏口からで申し訳 ありませんが、こちらから」
二人は秘密の扉を抜ける気分で、お店を後にした。
紗姫がスタッフ ルームの方に案内されてきた。
夢雪の姿を目にして、駆け寄って来る。
「どうしたの?あれ ボレロは~」
「ごめんね、紗姫ちゃんお食事中だったでしょ」
「ああ 大丈夫よあらかた回ってきたあとで、目標も達成出来たし~」
「良かった~ いい出会いあった?」
「もちろん! ただでは帰らないわよ。夢雪はどうなったの」
「それが、さっきちょっと人とぶつかってワインをこぼしてしまって、それでスタッフの方に案内されて」
「ああ なるほどで上着が違うんだ~でも、素敵な上着だね」
「オーナーさんが、持ってきて下さったんだよね それとなんで呼び出したかって言うとね」
話しの途中でノックがなり、どうぞと声をかけた。
そこには私服に着替え、約束のショコラを入れた紙袋を 二つかかげて現れた煢。
その姿を目にした、紗姫が固まったのを夢雪は隣で感じていたのだった。
「支度が出来たので、僕の車でいいかな。今日はそのまま帰っていいとオーナーにお許しを頂いたから。」
「はい、ありがとうございます。あっ紹介しますね紗姫さん、お友達です。こちらは煢さん、此処のパティシエ兼シェフも時折してるって。ボレロの時に一緒にその場にいて私が煢さんの制服も汚してしまって」
それに納得したといった顔をしたが 夢雪の掴んできた、男性の方が凄いなどと思ってしまう紗姫だった。
「初めまして、紗姫です。夢雪がお世話になりました。ちょっとうっかり屋さんなとこがあるから~」
「大丈夫ですよ、ゆっくりお話も出来たし かえって楽しかったですしね」
それに目線をあわされた時に、夢雪の顔が仄かに赤くなったのを見逃さなかった紗姫。
何かあったなと思ったが
それはあえて後で聞こうと思った紗姫だった。
「とりあえず裏口からで申し訳 ありませんが、こちらから」
二人は秘密の扉を抜ける気分で、お店を後にした。