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・甘い夢 灯の煢・
第2章 ・出会い・
そこに指を向けられたのは
丸い形の中にハートが描かれ、その中央には 金箔がまるで炎のように輝いていた
「ああ、バレンタインは過ぎてしまったんですがハートはいつも人気だと思って、その中央の金箔は篝火をイメージしたんです」
「篝火?ハートを燃やすの?あっ違いますね、ハートに火を燈すイメージ?」
それに微笑みが崩されないまま
「ハートに火を燈すのは当たりです、あとは自己主張かな」
それに笑っている彼を見つつ、首を傾げた夢雪
「煢の自分の名前なんですが、篝火の旧漢字なんです 人の心を温めてあげる人間になれるようにって両親がくれた名前、けい のまぁ なんだろかっこよく言うつもりはないんだけど 人の心に篝火が燈るといいなって」
笑われるかなと思い、彼女を見つめたがその反対に手をとられてそれを勢いよく振られた
「すっごい、すっごい素敵です 意味を知ってショコラを食べたらもっと味わいが違う気持ちがする」
それに嬉しくなった、煢だったが照れ臭そうにお礼を言った
丸い形の中にハートが描かれ、その中央には 金箔がまるで炎のように輝いていた
「ああ、バレンタインは過ぎてしまったんですがハートはいつも人気だと思って、その中央の金箔は篝火をイメージしたんです」
「篝火?ハートを燃やすの?あっ違いますね、ハートに火を燈すイメージ?」
それに微笑みが崩されないまま
「ハートに火を燈すのは当たりです、あとは自己主張かな」
それに笑っている彼を見つつ、首を傾げた夢雪
「煢の自分の名前なんですが、篝火の旧漢字なんです 人の心を温めてあげる人間になれるようにって両親がくれた名前、けい のまぁ なんだろかっこよく言うつもりはないんだけど 人の心に篝火が燈るといいなって」
笑われるかなと思い、彼女を見つめたがその反対に手をとられてそれを勢いよく振られた
「すっごい、すっごい素敵です 意味を知ってショコラを食べたらもっと味わいが違う気持ちがする」
それに嬉しくなった、煢だったが照れ臭そうにお礼を言った