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本当の貌
第3章 成海 沙也加
男性経験400人。
水沢幸恵は確かにそう言った。
しかも、あんなにいやらしく、嬉し
そうな顔をして……。
AVだから、話を大きくさせているに
違いない。興奮させる為の作り話だ。
そう思おうとしたが、水沢さんの顔を
見ると、そうではないと思えてしまう。
インタビュアーも思わず驚きの声を
あげた。
「400人⁉︎ ちょっと、凄い数なんだ
けど、……なんでそんなに多いの?
風俗で働いてたとか?」
「いえ、そういうのではないですよ」
だとしたら、何故そんなとんでもない
人数になるんだ……?
「プライベートでそんなに多いの⁉︎
奥さん、相当ヤリマンだねぇ!」
「ヤリマン……、ですよね、私」
否定しない。それどころか、自分で
ヤリマンだと認めた。そりゃそうだ。
経験人数400人なんて普通じゃない
数だ。
「それはもちろん、全員が彼氏では
ないよね? そのうち彼氏は何人?」
「彼氏は、三人です」
予想以上に少ない。他の男とは、一体
どういう経緯で関係を持ったのか……
「大人しそうな奥様が、とんでもない
淫乱なんだね。 今まで、印象に残って
いるエッチとかありますか?」
「そうですね……」
その時の光景を思い出しているのか、
彼女は顔をにやけさせると、含み笑いを
浮かべた。そして口を開く。
「複数で……、されるのとかが好き
なんです」
「やらしい奥さんだねぇ! 3Pとか好き
なんだ? AVよりやらしい事してるんじゃ
ないの? 今まで最高、何人相手にした
ことあるの?」
「5人です」
唖然としてしまった。
あの雑誌に載っていたような事を、
プライベートでもやっているのか……
「本当に、とんでもない奥さんだね。
今日はね、こっちも満足してもらえ
るように、全力でいきますからね!」
「はぁい、期待してます」
ここで、画面は一度暗転した。
インタビューだけで驚愕してしまった。
水沢幸恵の性生活が、こんなにも
ふしだらだったとは……。
いや、騙されてはいない。
AVならではの演出という可能性も
あるじゃないか。
きっとそうだろう。幾ら何でも、
あのインタビューはやり過ぎだ。
そしてすぐに、次のチャプターが
始まった。
水沢幸恵は確かにそう言った。
しかも、あんなにいやらしく、嬉し
そうな顔をして……。
AVだから、話を大きくさせているに
違いない。興奮させる為の作り話だ。
そう思おうとしたが、水沢さんの顔を
見ると、そうではないと思えてしまう。
インタビュアーも思わず驚きの声を
あげた。
「400人⁉︎ ちょっと、凄い数なんだ
けど、……なんでそんなに多いの?
風俗で働いてたとか?」
「いえ、そういうのではないですよ」
だとしたら、何故そんなとんでもない
人数になるんだ……?
「プライベートでそんなに多いの⁉︎
奥さん、相当ヤリマンだねぇ!」
「ヤリマン……、ですよね、私」
否定しない。それどころか、自分で
ヤリマンだと認めた。そりゃそうだ。
経験人数400人なんて普通じゃない
数だ。
「それはもちろん、全員が彼氏では
ないよね? そのうち彼氏は何人?」
「彼氏は、三人です」
予想以上に少ない。他の男とは、一体
どういう経緯で関係を持ったのか……
「大人しそうな奥様が、とんでもない
淫乱なんだね。 今まで、印象に残って
いるエッチとかありますか?」
「そうですね……」
その時の光景を思い出しているのか、
彼女は顔をにやけさせると、含み笑いを
浮かべた。そして口を開く。
「複数で……、されるのとかが好き
なんです」
「やらしい奥さんだねぇ! 3Pとか好き
なんだ? AVよりやらしい事してるんじゃ
ないの? 今まで最高、何人相手にした
ことあるの?」
「5人です」
唖然としてしまった。
あの雑誌に載っていたような事を、
プライベートでもやっているのか……
「本当に、とんでもない奥さんだね。
今日はね、こっちも満足してもらえ
るように、全力でいきますからね!」
「はぁい、期待してます」
ここで、画面は一度暗転した。
インタビューだけで驚愕してしまった。
水沢幸恵の性生活が、こんなにも
ふしだらだったとは……。
いや、騙されてはいない。
AVならではの演出という可能性も
あるじゃないか。
きっとそうだろう。幾ら何でも、
あのインタビューはやり過ぎだ。
そしてすぐに、次のチャプターが
始まった。