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本当の貌
第1章 肉体関係
「本当に美味しいですね、ここ!」

俺は勧められるまま、焼肉を頬張り、
ビールを飲んでいた。
さすが、ネットの口コミで高評価を
獲得している店だけのことはある。
安いし、美味い、しかも完全個室。
女性同士で周りを気にせず、
焼肉を楽しむには最高の店だった。

ハイペースで飲み食いした為、
少々休憩を挟みたくなった。
そんな俺の様子に気が付いたのか、
中本さんが会話のきっかけを
作ってくれた。

「けど、意外だったわ。山崎君が
こんなおばさんと一緒に御飯食べに
来てくれるなんて」
「おばさんだなんて、お二人とも
まだまだ若いじゃないですか」

俺の言葉に、二人は顔を合わせて笑う

「お世辞だとはわかっていても、
言われると嬉しいわ」
「ありがとう、山崎さん」

「…そういえば、水沢さんって、
お幾つなんですか?」

言った後で反省した。
女性に対して、ストレートに年齢を
聞いてしまった。
これは失礼だったと思い、謝る。
でも、水沢さんは笑顔で返してくれた。

「40歳ですよ。山崎さんから見たら、
やっぱりおばさんですよね」
「そ、そんな事は無いですよ!」

思わず力が入ってしまった。
どうも、さっき見た水沢さんの
身体が頭から離れない。
普段、黒いコートで覆われている
彼女のスタイル。
今日始めて目の当たりにして、
正直、驚いた。
まるで、洋物のAVに出てくる女優の
ような身体だ。
ものすごい胸の大きさ…。
美人でない、地味で控えめな女性。
故に、そのギャップが強烈なのだ。

「ありがとうございます」

目を細めて笑顔をくれる。
今気が付いた。会社ではしないような
少し派手なメイクをしている。
紫のシャドウに、真っ赤なルージュ。
…なんだか、凄くエロく見えてしまう。

ビールを飲み干した水沢さんは、
バッグからポーチを取り出し、

「ちょっと、御手洗いに…」

そう言って、席を立った。
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