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You are a woman. 〜Nao〜
第1章 『日常』
尚と会社に向かい尚と別れる。
「じゃあな」
「うん、英介またね」
‥この顔。
尚は会社の受付け嬢。
ショートヘアながらも、くりくりした瞳、華奢な体ながらも女性らしい体をしている尚に好意を寄せている会社の男どもらが多い。
俺の部署の数名の男どもらも用事もないのに頻繁に受付けに顔を出している。
‥仲がイイってのも問題だな‥
居心地の良い関係にアグラをかいていた訳ではないが手遅れを感じているのは確かだった。
「英介、これ‥」
昴が取り引き先から戻ると俺にある物を差し出してきた。
「なんだ、この名刺?」
「こっちは美和ので、こっちが尚のだ。‥美和と尚にしつこくデートに誘っている他の会社の男達の名刺だ」
尚を狙っているのは同じ会社の男どもらだけじゃなかった。
他社の男どもらの名刺の枚数に唖然とした。
‥敵はまだいるな‥
「じゃあな」
「うん、英介またね」
‥この顔。
尚は会社の受付け嬢。
ショートヘアながらも、くりくりした瞳、華奢な体ながらも女性らしい体をしている尚に好意を寄せている会社の男どもらが多い。
俺の部署の数名の男どもらも用事もないのに頻繁に受付けに顔を出している。
‥仲がイイってのも問題だな‥
居心地の良い関係にアグラをかいていた訳ではないが手遅れを感じているのは確かだった。
「英介、これ‥」
昴が取り引き先から戻ると俺にある物を差し出してきた。
「なんだ、この名刺?」
「こっちは美和ので、こっちが尚のだ。‥美和と尚にしつこくデートに誘っている他の会社の男達の名刺だ」
尚を狙っているのは同じ会社の男どもらだけじゃなかった。
他社の男どもらの名刺の枚数に唖然とした。
‥敵はまだいるな‥