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恋セヨ乙女
第13章 修学旅行ナイショの恋
その手は服の中に入り込み、胸を弄ぶ。


「やめ……っ!!」


「キスしただけなのにもうここコリコリになってるね。どうして?」



乳首を摘ままれる感覚にあの日の疼きが蘇る。


「分かんないっ…あんっ!」


「声出すとバレるよ」


「……っ」


「ククッ」


先生は我慢する私を見て愉しそうに笑う。
その間にも乳首への刺激は色を変えながらも続けられた。
コロコロ転がされたり先端を優しく擦られたり…
執拗な刺激に声を我慢するのが精一杯だった。


その頃には拒否する頭はもうなくて、先生の指の動きに全神経が集中する。


いつの間にかキャミソールごと捲らた上着から二つの胸が零れ露になっていた。



「鈴村さん敏感だね。ほら、ここもさっきよりずっと固くなってる」


「あっ……」



「厭らしい胸」


グッと両胸を中心に寄せ肩越しに先生が覗き込む。


「ヒトは進化の過程で二足歩行になったから目につく胸がセックスシンボルになったんだ。…真優は優秀な雌だね。男をその気にさせる力に長けてる」


先生の言葉が脳の奥に響く。



…それは本能が働く場所。
ゆっくりと目覚めたその部分は私に何か指令を下している。


ただその指令は不確かでぼんやりしていて私にはまだ読み取れない。



「……あいつも真優の身体に夢中になるだろうね」


「あっ…先生…」


「静かに」



そう言いながら先生の手は止まらない。
嬌声を我慢するあまり、先生の首筋に顔を埋めしがみついた。


首筋の甘い香りと胸への刺激でおかしくなりそうだった。


「…コラ、そんなにしがみついたらできないだろ?」



先生が私をそっと引き剥がしてベッドに寝かせる。
ずっと弄られていたせいだろうか、胸の先がジンジンしていた。






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