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恋セヨ乙女
第19章 新しい季節
「詳しい…」
疑うように大地を見ると大地は眉間にシワを寄せて照れながら私に言った。
「受かったら真優と行こうと思って調べたんだよ」
「…エッチ」
「でも楽しそうじゃね?ラブホ」
初めてのホテル街を歩いて二人で決めたのは女の子受けしそうな可愛らしい建物のラブホテル。
「フリータイムなんてカラオケみたい」
「時間気にせずヤり放題でいいな」
「プリンセスルームだって!ここがいい!!」
「真優の好きなとこでいいよ」
ずっと手を繋いだままセックスをするための場所を選んでいるのに遊びに来たような雰囲気が不思議な気がした。
私の選んだ部屋のパネルを押しエレベーターに乗る。
「…ラブホってもっとムンムンしたとこかと思ってた」
清潔感溢れる内装は普通のホテルよりずっと綺麗で上品で、私の概念を覆した。
「この部屋だな」
大地がドアを開けるとそこは丸きり童話に出てくるお姫様の部屋だった。
天外の付いた大きなベッドにアンティーク調のソファ、アプリコットを基調に所々ピンクの差し色が施された部屋は私のテンションを高めるには十分だった。
「可愛い!すごい可愛い!」
「真優、ちょっとこっち来いよ」
私を呼ぶ大地の方に行ってみるとお風呂が…
「ガラス張り…」
ガラスの部屋の中は猫足のバスタブに洋画みたいなレインシャワー。
固まる私に大地が言った。
「風呂入れよ」
疑うように大地を見ると大地は眉間にシワを寄せて照れながら私に言った。
「受かったら真優と行こうと思って調べたんだよ」
「…エッチ」
「でも楽しそうじゃね?ラブホ」
初めてのホテル街を歩いて二人で決めたのは女の子受けしそうな可愛らしい建物のラブホテル。
「フリータイムなんてカラオケみたい」
「時間気にせずヤり放題でいいな」
「プリンセスルームだって!ここがいい!!」
「真優の好きなとこでいいよ」
ずっと手を繋いだままセックスをするための場所を選んでいるのに遊びに来たような雰囲気が不思議な気がした。
私の選んだ部屋のパネルを押しエレベーターに乗る。
「…ラブホってもっとムンムンしたとこかと思ってた」
清潔感溢れる内装は普通のホテルよりずっと綺麗で上品で、私の概念を覆した。
「この部屋だな」
大地がドアを開けるとそこは丸きり童話に出てくるお姫様の部屋だった。
天外の付いた大きなベッドにアンティーク調のソファ、アプリコットを基調に所々ピンクの差し色が施された部屋は私のテンションを高めるには十分だった。
「可愛い!すごい可愛い!」
「真優、ちょっとこっち来いよ」
私を呼ぶ大地の方に行ってみるとお風呂が…
「ガラス張り…」
ガラスの部屋の中は猫足のバスタブに洋画みたいなレインシャワー。
固まる私に大地が言った。
「風呂入れよ」