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恋セヨ乙女
第4章 幼馴染み
「おまえは?」


「ん?」


「おまえの趣味は?」


「………」


それは単純にモノの好みだろうか。
ふとそんな疑問が過り答えを躊躇する。
すると私が答える前に大地が自分で答えをだした。


「…あ、おまえは変なモンが好きだよな」


「変なモンて何よ」


「キモカワみたいな」


…その答えはモノを指していた。


「確かに嫌いじゃないけど」


「太陽にはそういう変なモン買ってくんなよ」


「大丈夫!買うなら大地用にするから」


「いらねー」


薄暗くなった帰り道、冗談ばっかいいながら大地は家の前まで送ってくれた。


「ありがと」


「ん、じゃーな」


手を振って大地が見えなくなるまで見送って家の中に入る。
部屋に戻ってブレザーを脱ぎかけたとき、…鏡越しに先生のボールペンが目に入って手に取った。


「………」


ふいにボールペンを刺された時の甘い感覚が胸に甦る。



『鈴村さんって以外とエッチなんだ』



そして先生に言われた言葉も。



「―――――ッ!!」



慌てて胸を押さえた。



「なにこれ…」



ジンジンする。
記憶が感覚をこんなに鮮明に呼び起こすことなんてあるのだろうか。


まるで今触れられたみたいに熱い胸。



「………」



震える手でゆっくりと制服を脱ぎ捨てる。
一枚、また一枚と剥かれる身体が鏡に写る。



高校に入ってから急に膨らみだした胸はまたひとつ下着のサイズを変えなくてはならないほど窮屈に収まって深い谷間を作っている。


腰はくびれヒップと太ももは白く柔らかに肉づいている。
中学生の頃とは確実に違う身体。
これが保健体育で習った「成長」なのだろうか。



身体が日々目に見えないほど、それでも確実に大人に向かっているというなら心だってそれに伴い女に目覚めていくのだろう。


窮屈なブラを外すと解放された胸は弾力をもって露になる。
熱を帯びたその先端は固く尖り…


「~~~!!」



慌ててベッドの上の部屋着に首を通す。









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