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恋セヨ乙女
第23章 家庭訪問

「お嫁さん…」
ボボっと顔が赤くなる。
「ホホッ、良かったら先生貰ってくれません?」
「お母さん!」
サラリととんでもないことを言い出すお母さんを叱ると先生は私を見る。
「鈴村さんが毎日一緒なら飽きなくていいですね」
「せ、先生も悪ノリしないでください」
……困る、ホント困る。
先生の冗談は…
お昼を食べ終えお母さんとお皿を洗っていると小さな声で母が囁く。
「脈アリよ」
「何が?」
「先生よ!」
「もう…お母さんはすぐそういうこと…大体前見てたドラマだってお母さん予想外してたし。お母さんの予想は当てにならない!」
「ひどい娘ね。そんなことないと思うんだけどな~」
「………」
正直、期待させないでよお母さん…と思ってた。
形は違えどもうショックは受けたくない。
その時インターホンが鳴った。
「誰かしら」
はーいとお母さんが玄関に出ていく。
「お母さんと仲いいね」
リビングから先生が言った。
「そうですかね?」
「うん、なんか凄くいいなって思う」
「そうですか?」
「鈴村さんが結婚したらこういう家庭築くんだろうなって」
「……もう、いい加減そこから離れてください」
「鈴村さんと、」じゃないんだもんね。
「鈴村さんが、」なんだから…
嬉しい反面少し寂しく思っているとお母さんがドアを開ける。
ボボっと顔が赤くなる。
「ホホッ、良かったら先生貰ってくれません?」
「お母さん!」
サラリととんでもないことを言い出すお母さんを叱ると先生は私を見る。
「鈴村さんが毎日一緒なら飽きなくていいですね」
「せ、先生も悪ノリしないでください」
……困る、ホント困る。
先生の冗談は…
お昼を食べ終えお母さんとお皿を洗っていると小さな声で母が囁く。
「脈アリよ」
「何が?」
「先生よ!」
「もう…お母さんはすぐそういうこと…大体前見てたドラマだってお母さん予想外してたし。お母さんの予想は当てにならない!」
「ひどい娘ね。そんなことないと思うんだけどな~」
「………」
正直、期待させないでよお母さん…と思ってた。
形は違えどもうショックは受けたくない。
その時インターホンが鳴った。
「誰かしら」
はーいとお母さんが玄関に出ていく。
「お母さんと仲いいね」
リビングから先生が言った。
「そうですかね?」
「うん、なんか凄くいいなって思う」
「そうですか?」
「鈴村さんが結婚したらこういう家庭築くんだろうなって」
「……もう、いい加減そこから離れてください」
「鈴村さんと、」じゃないんだもんね。
「鈴村さんが、」なんだから…
嬉しい反面少し寂しく思っているとお母さんがドアを開ける。

