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恋セヨ乙女
第23章 家庭訪問
「先生」
「ん?」
「…私もっと先生を好きになっちゃいますよ、本当に」
……だから後で「冗談だった」はナシで。
「楽しみにしてる」
先生は相変わらず冗談か本気かわからないけど、信じていい気がした。
適当に味をつけて焼いた肉とサラダ、野菜スープにご飯。
簡単な夕飯が出来上がったのはそれからほどなくしてのことだった。
「ところで先生お母さんはいつ頃お帰りに?」
「さあ?そろそろかもしれないし夜中かもしれないし」
「…やっぱり服貸してください」
「どうして?」
「こんな格好の時に帰ってきたら困るじゃないですか!」
「別に…俺と楽しい事でもしてたんだなって思うだけじゃない?」
「ダメですよ!はしたない女だって思われちゃいます」
さすがにそれは困る。
でも先生は私の訴えに取り合ってくれない。
「鈴村さん料理上手だね、俺この味好き」
「先生!」
「…すぐ帰ってくるかもは嘘。大概夜中だよ。イ・ナントカの話しに華が咲いて」
「夜中…」
「泊まってけば?」
「ええっ!」
「俺も泊めてもらったし」
「うちに泊まるのとはワケが違いませんか!?」
「じゃあ今度鈴村さんの部屋に泊まりに行くってことで」
「ええっ!!」
「ん?」
「…私もっと先生を好きになっちゃいますよ、本当に」
……だから後で「冗談だった」はナシで。
「楽しみにしてる」
先生は相変わらず冗談か本気かわからないけど、信じていい気がした。
適当に味をつけて焼いた肉とサラダ、野菜スープにご飯。
簡単な夕飯が出来上がったのはそれからほどなくしてのことだった。
「ところで先生お母さんはいつ頃お帰りに?」
「さあ?そろそろかもしれないし夜中かもしれないし」
「…やっぱり服貸してください」
「どうして?」
「こんな格好の時に帰ってきたら困るじゃないですか!」
「別に…俺と楽しい事でもしてたんだなって思うだけじゃない?」
「ダメですよ!はしたない女だって思われちゃいます」
さすがにそれは困る。
でも先生は私の訴えに取り合ってくれない。
「鈴村さん料理上手だね、俺この味好き」
「先生!」
「…すぐ帰ってくるかもは嘘。大概夜中だよ。イ・ナントカの話しに華が咲いて」
「夜中…」
「泊まってけば?」
「ええっ!」
「俺も泊めてもらったし」
「うちに泊まるのとはワケが違いませんか!?」
「じゃあ今度鈴村さんの部屋に泊まりに行くってことで」
「ええっ!!」