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恋セヨ乙女
第24章 臨海合宿
随分と踏み込んだことを聞かれクラクラした。
……こういう時、何て言って交わすのが正解なのだろう……


「そ、そんなこと話せません」


「えーっ、いいじゃん一つくらい答えてくれても」


一つくらい。一つ答えれば皆の気は収まるのだろうか…
そんなことを考えあぐねていると。


「俺が答えてやろうか」


「吉野が!?うっわー、知りたくねー!」


「まぁそう言うなって。…そうだな、付き合った人数は4人かな」


「以外に少なくね!?」


「おまえらみたいに取っ替え引っかえしないの俺は」


…4人なんだ?微妙な気持ちで、でも興味深く私まで聞いていた。



何だかんだと生徒たちは先生の話に食いついていく。



「初体験は!?」


「高2」


「普通だな…」


……普通だね、






「じゃあ好きなタイプは?」


その質問にドキドキしていた。
先生の好みって一体どんな感じだろう。



「……そうだな、真優センセイみたいなヒトが好きかもな」


「………」


そして私の頬にチュッとキスを……



「何やってんだよ吉野ー!」


生徒たちの野次が凄い…
私は…たぶん顔が赤い。




「ハハッ、でもマジ。つーことで俺、真優センセイ狙いだから」


先生は平然と公言した。


でも「付き合ってる」じゃなくて「狙う」って…


先生を見るとまた目が合って。


今度は反らさずニッと笑った。

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