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恋セヨ乙女
第24章 臨海合宿
「先生!」
消灯時間になり生徒たちに続いて食堂を出ようとする先生の腕を掴んだ。
「な、何なんですかアレは!?」
「ああ、あれ?先手」
先生は涼しい顔で私を見る。
「先手って…生徒の前で!」
「あいつらは気にしないだろ?」
そう言ってカラカラと笑うけど。
「…付き合ってる、じゃないんですね」
「それだとまた問題があるだろ?俺が真優をただ好きな分には問題ないからね」
「………」
ちょっとキュンときたかも。
「先生」
「ん?」
「ちょっと屈んでください」
私のお願い通り素直に屈む先生の腕に手を掛けて背伸びする。
チュッ、
「…さっきのお返し」
ベタな演出にさすがに照れた。
先生は私がキスした頬に手を当て「参ったな」と呟く。
「夜、思い余った生徒に気を付けろよ」
「……聞いてたんですね」
「明日水着になるの?」
「はい…多分」
「……あんまり高校生刺激するなよ」
「しませんよ」
「………」
先生は私を見て一瞬屈む。
「おやすみ」
「おやすみなさい……」
先生が触れた唇がくすぐったくて疼いていた。
消灯時間になり生徒たちに続いて食堂を出ようとする先生の腕を掴んだ。
「な、何なんですかアレは!?」
「ああ、あれ?先手」
先生は涼しい顔で私を見る。
「先手って…生徒の前で!」
「あいつらは気にしないだろ?」
そう言ってカラカラと笑うけど。
「…付き合ってる、じゃないんですね」
「それだとまた問題があるだろ?俺が真優をただ好きな分には問題ないからね」
「………」
ちょっとキュンときたかも。
「先生」
「ん?」
「ちょっと屈んでください」
私のお願い通り素直に屈む先生の腕に手を掛けて背伸びする。
チュッ、
「…さっきのお返し」
ベタな演出にさすがに照れた。
先生は私がキスした頬に手を当て「参ったな」と呟く。
「夜、思い余った生徒に気を付けろよ」
「……聞いてたんですね」
「明日水着になるの?」
「はい…多分」
「……あんまり高校生刺激するなよ」
「しませんよ」
「………」
先生は私を見て一瞬屈む。
「おやすみ」
「おやすみなさい……」
先生が触れた唇がくすぐったくて疼いていた。