この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋セヨ乙女
第24章 臨海合宿
「おかえり~」


「ただいまです~」


山田先生は素敵なネグリジェを着て寝る準備万端だった。


備え付けのシャワーを浴びてパジャマ代わりのTシャツとハーフパンツの私に山田先生がため息をつく。


「真優先生は色気がないのね」


「ええっ…だって合宿だし」


「分かってないわねー」


……何を?


「さっき中村先生が来たわよ」


「何しにですかね」



「分かってないわねー」


こってりと顔にクリームを塗り込みながら鏡越しに山田先生が私を見る。



「で?真優先生は誰が本命?」


「本命って…」


「中村か宮下か吉野かって話よ」


「何故その三人!?」


「みんな噂してるわよー。年度始めに取り合ったとか歓送迎会で取り合ったとか…で、美味しいところを吉野先生が持ってったって」



「と、取り合いなんかされてませんけど?」


「まぁ…でもみんな真優先生が気になるみたいだし?一体誰が本命なのよ」


「本命なんて…」


「宮下はないわよねー」


中村もありません。


「やっぱり吉野先生?顔的に」


「顔だけじゃありません!」



「へぇ…」



ニヤニヤする山田先生に思わず口をつぐむ。


「吉野か…吉野ねぇ…アレは喰えないわよ」


「!?」


山田先生が意味深に笑った。


/422ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ