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恋セヨ乙女
第24章 臨海合宿
「おかえり~」
「ただいまです~」
山田先生は素敵なネグリジェを着て寝る準備万端だった。
備え付けのシャワーを浴びてパジャマ代わりのTシャツとハーフパンツの私に山田先生がため息をつく。
「真優先生は色気がないのね」
「ええっ…だって合宿だし」
「分かってないわねー」
……何を?
「さっき中村先生が来たわよ」
「何しにですかね」
「分かってないわねー」
こってりと顔にクリームを塗り込みながら鏡越しに山田先生が私を見る。
「で?真優先生は誰が本命?」
「本命って…」
「中村か宮下か吉野かって話よ」
「何故その三人!?」
「みんな噂してるわよー。年度始めに取り合ったとか歓送迎会で取り合ったとか…で、美味しいところを吉野先生が持ってったって」
「と、取り合いなんかされてませんけど?」
「まぁ…でもみんな真優先生が気になるみたいだし?一体誰が本命なのよ」
「本命なんて…」
「宮下はないわよねー」
中村もありません。
「やっぱり吉野先生?顔的に」
「顔だけじゃありません!」
「へぇ…」
ニヤニヤする山田先生に思わず口をつぐむ。
「吉野か…吉野ねぇ…アレは喰えないわよ」
「!?」
山田先生が意味深に笑った。
「ただいまです~」
山田先生は素敵なネグリジェを着て寝る準備万端だった。
備え付けのシャワーを浴びてパジャマ代わりのTシャツとハーフパンツの私に山田先生がため息をつく。
「真優先生は色気がないのね」
「ええっ…だって合宿だし」
「分かってないわねー」
……何を?
「さっき中村先生が来たわよ」
「何しにですかね」
「分かってないわねー」
こってりと顔にクリームを塗り込みながら鏡越しに山田先生が私を見る。
「で?真優先生は誰が本命?」
「本命って…」
「中村か宮下か吉野かって話よ」
「何故その三人!?」
「みんな噂してるわよー。年度始めに取り合ったとか歓送迎会で取り合ったとか…で、美味しいところを吉野先生が持ってったって」
「と、取り合いなんかされてませんけど?」
「まぁ…でもみんな真優先生が気になるみたいだし?一体誰が本命なのよ」
「本命なんて…」
「宮下はないわよねー」
中村もありません。
「やっぱり吉野先生?顔的に」
「顔だけじゃありません!」
「へぇ…」
ニヤニヤする山田先生に思わず口をつぐむ。
「吉野か…吉野ねぇ…アレは喰えないわよ」
「!?」
山田先生が意味深に笑った。