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恋セヨ乙女
第24章 臨海合宿
そのタイミングは不規則すぎて戸惑いが隠せない。
「先生」
「…はい」
次々に来る質問に対応しながら余計な気持ちをまぎらわせていた。
その間も先生は何となく不機嫌で…
時は過ぎ自由時間。
「湿疹」という名のもと海に入らない私は一足遅れて私服のまま部屋を出る。
「真優」
「先生?」
すると水着にパーカーを羽織った先生に呼び止められた。
「先生もこれから海ですか?」
「うん」
「いいですね。私“湿疹”で入れないから」
冗談めかして非難すると先生は困ったように眉を下げる。
「入りたかった?」
「そうですね、暑いから」
「…ごめん」
素直に謝られてちょっと焦った。
「入りたかったって言っても気まぐれ程度ですけどね」
「それでも真優がそう思うのにさせないのは俺のエゴだから」
「先生……」
「…でもやっぱり男ばっかの中で水着はダメだ」
じりじりと廊下の壁に追い詰められ腕の中に閉じ込められる。
「…自主学習の時真優やけに質問されただろ?あれ何でだと思う?」
「分からないところがあったからでしょ…?」
「違う、気づかなかった?みんな真優の胸見てたの」
「……」
思い返せば私が彼らを見ると、確かに慌てて目線を上げていた。
「…みんな間近で胸見てどうすると思う?」
「分かりませんよ…」
「夜、真優を頭の中で脱がすんだよ」
「………」
「そしてあられもない姿で乱れさせる。…この三ヶ月で一体何人の頭の中で真優は犯されたんだろうな」
「やめてください…」
「男なんてそんなもんだ、無防備になるな」
先生が私を抱き締めた。
「先生」
「…はい」
次々に来る質問に対応しながら余計な気持ちをまぎらわせていた。
その間も先生は何となく不機嫌で…
時は過ぎ自由時間。
「湿疹」という名のもと海に入らない私は一足遅れて私服のまま部屋を出る。
「真優」
「先生?」
すると水着にパーカーを羽織った先生に呼び止められた。
「先生もこれから海ですか?」
「うん」
「いいですね。私“湿疹”で入れないから」
冗談めかして非難すると先生は困ったように眉を下げる。
「入りたかった?」
「そうですね、暑いから」
「…ごめん」
素直に謝られてちょっと焦った。
「入りたかったって言っても気まぐれ程度ですけどね」
「それでも真優がそう思うのにさせないのは俺のエゴだから」
「先生……」
「…でもやっぱり男ばっかの中で水着はダメだ」
じりじりと廊下の壁に追い詰められ腕の中に閉じ込められる。
「…自主学習の時真優やけに質問されただろ?あれ何でだと思う?」
「分からないところがあったからでしょ…?」
「違う、気づかなかった?みんな真優の胸見てたの」
「……」
思い返せば私が彼らを見ると、確かに慌てて目線を上げていた。
「…みんな間近で胸見てどうすると思う?」
「分かりませんよ…」
「夜、真優を頭の中で脱がすんだよ」
「………」
「そしてあられもない姿で乱れさせる。…この三ヶ月で一体何人の頭の中で真優は犯されたんだろうな」
「やめてください…」
「男なんてそんなもんだ、無防備になるな」
先生が私を抱き締めた。