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恋セヨ乙女
第24章 臨海合宿
トントンとドアがノックされた。
「はーい」
山田先生が怠そうに腰を上げドアを開けるとそこにいたのはさっきの生徒達。
「あの…真優先生は」
「…ちょっと待ちなさい。真優先生!」
ドアに呼ばれ思わず身構える。
ゆっくり出ていくと彼らは緊張した面持ちで私を見た。
「す…すみませんでした!!!」
そして深々頭を下げる。
「あの、そういうつもりで連れてったんじゃなくて、ただ先生も足くらいつけたら気持ちいいかなって」
「途中でテンションアガっちゃって…ごめんなさい」
「………」
怒られた犬みたいに項垂れ謝る二人を見ていたらあーあ、なんて思う。
……本当に子供なんだから。
男の子ってそういうものなのかな。
「……いいよ」
「先生怒ってますか?」
「うん、怒ってる。でももういいよ」
彼らは更にシュンと項垂れ…
「君たちに悪気がなかったことは分かったから大丈夫。…頭上げて」
「………」
「でももうしちゃダメだからね」
「……すみませんでした!!!」
最後に一際大きく頭を下げて彼らは戻って行った。
「ハハっ、カレシ先生より先生らしい叱り方だったわね」
「…どんな風に怒ったんですか?先生」
「さあ?知りたきゃ自分で聞いてみれば?」
山田先生は煙草を持ってドアを開ける。
「ちょっと一服してくるから…ホラ心配性、入んなさい」
山田先生が誰かに声を掛けて外に出るとバツが悪そうな先生が入れ替わりで入って来た。
「はーい」
山田先生が怠そうに腰を上げドアを開けるとそこにいたのはさっきの生徒達。
「あの…真優先生は」
「…ちょっと待ちなさい。真優先生!」
ドアに呼ばれ思わず身構える。
ゆっくり出ていくと彼らは緊張した面持ちで私を見た。
「す…すみませんでした!!!」
そして深々頭を下げる。
「あの、そういうつもりで連れてったんじゃなくて、ただ先生も足くらいつけたら気持ちいいかなって」
「途中でテンションアガっちゃって…ごめんなさい」
「………」
怒られた犬みたいに項垂れ謝る二人を見ていたらあーあ、なんて思う。
……本当に子供なんだから。
男の子ってそういうものなのかな。
「……いいよ」
「先生怒ってますか?」
「うん、怒ってる。でももういいよ」
彼らは更にシュンと項垂れ…
「君たちに悪気がなかったことは分かったから大丈夫。…頭上げて」
「………」
「でももうしちゃダメだからね」
「……すみませんでした!!!」
最後に一際大きく頭を下げて彼らは戻って行った。
「ハハっ、カレシ先生より先生らしい叱り方だったわね」
「…どんな風に怒ったんですか?先生」
「さあ?知りたきゃ自分で聞いてみれば?」
山田先生は煙草を持ってドアを開ける。
「ちょっと一服してくるから…ホラ心配性、入んなさい」
山田先生が誰かに声を掛けて外に出るとバツが悪そうな先生が入れ替わりで入って来た。