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第25章 真優と恭也

先生の目がすごく優しくてドキッとする。


「真優は結婚しても仕事続けたいとか思うの？」


「結婚！？」


「…あー、一般論？」


…そうだよね。びっくりした……


「そうですね…考えたこと全くないけど子供ができたら自分で見たいですかね」


「ふうん…」


「ち、ちなみに先生は？」


「俺？」


「はい、奥さんには家に入ってもらいたいですか？」


「どうかな…奥さんが望む通りでいいと思う。…けど帰った時に居てくれたら嬉しいと思うだろうな」


「…そうですか」




この恋は未来に続くのだろうか。
今、先生との一線を前に舞い上がっていたけれど先生は28歳。


周りも結婚し始めたと言っている。



そういうことも意識したりするんだろうか……



その意識の対象に私はなれるんだろうか…