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恋セヨ乙女
第25章 真優と恭也
「教えて?真優の口で」



……何てことを言わせようとしてるのだろう。
その間もそこへの愛撫は休むことなくショーツの中からクチクチと粘質な音が立てられる。



「あっ…」


「凄いな。どんどん溢れてくる…好きなの?ここ」


「んっ…はあっ…」


波打ち際で寝転がるように快楽の波が押し寄せる。
私を包み満たし、絶妙なタイミングで引かれる。


――――イキたい。


自然と芽生えた願望は、多分先生の難問をクリアしなければ叶えられないと悟った。


「―――――――」



「聞こえない」


耳元で小さく呟くと先生が切り捨てる。



「――――ス」


恥ずかしくて震えた。
先生は意地悪に微笑み空いた方の手で頭を支え、おでことおでこをコツンと合わせた。


「そんな小さな声じゃダメ。発言は大きな声で…だろ?」


「―――――――っ!」



そして準備と言わんばかりに濡れたショーツを脱がせた。
私がちゃんと言えれば先生に……


期待が羞恥を上回る。



「―――――――リス」


「ん?」


「く、クリトリス…!」






言っちゃった……



見られたくなくて手で顔を覆い隠した。




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