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恋セヨ乙女
第27章 温泉へ行こう!
旅館に戻ると温泉に入ることになり、私は理穂さんと大浴場に向かった。
「お風呂も広いですね」
「本当」
体を洗ってお風呂に浸かる。
「気持ちいー!」
「生き返るね」
フーッと息を吐いて温泉を堪能する。
「理穂さんと山瀬さんって付き合い長いんですか?」
「大学2年の頃からかな」
「へー、長いですね」
「そんな実感もないんだけどね…」
理穂さんが微笑んだ。
「それくらい長ければ結婚も自然な流れですか?」
「…どうだろ?私は散々待ったの。彼、思い切りが悪くて…」
「そうなんですか?」
そんな風には見えないなってぼんやり思った。
「それには理由もあったんだけどね…この度解決したのでその流れになりました」
「理由…?」
「………」
理穂さんが黙り込む。
これはあまり触れてはいけない話なのだろう。
「式はいつなんですか?」
「それはこれから」
「楽しみですねウエディングドレス…いいなぁ…理穂さん似合うだろうな」
ドレスはやっぱり女の子の憧れだと思う。
「真優ちゃんだって…ね?」
「私?」
「そう、恭也とそんな話が出るんじゃない?」
理穂さんが冗談めかして私を突つく。
「私たち付き合い始めてまだ数ヵ月ですし…」
「関係ないんじゃない?」
「そうでしょうか…」
「真優ちゃんは恭也をそういう相手として見れない?」
「いえ、そうじゃなくて…」
たまに会話の流れからそういう話が出ることがあってもまだ現実的じゃない気がする。
期待してガッカリするのも嫌だからできるだけ冗談と受け止めているのだけど…
「…思う事があるんだ」
「思う事っていうか…まだ現実的じゃないなって」
「そう?でもまぁ…ゆっくりでも考えてってくれたら私は嬉しいんだけど」
「…どうして?」
「どうしてでしょう?」
……はぐらかされた。
考え込む私に理穂さんが言う。
「いきなりそんな深く考えないで。それより露天行きたくない?」
「はい」
私と理穂さんは立ち上がり露天風呂へ。
湯煙の景色を眺めながら沢山の話をした。
不思議と理穂さんは親しみやすく初対面の気がしなくて…
仕事の事や先生の事、本当にいろんな事を話したと思う。
「お風呂も広いですね」
「本当」
体を洗ってお風呂に浸かる。
「気持ちいー!」
「生き返るね」
フーッと息を吐いて温泉を堪能する。
「理穂さんと山瀬さんって付き合い長いんですか?」
「大学2年の頃からかな」
「へー、長いですね」
「そんな実感もないんだけどね…」
理穂さんが微笑んだ。
「それくらい長ければ結婚も自然な流れですか?」
「…どうだろ?私は散々待ったの。彼、思い切りが悪くて…」
「そうなんですか?」
そんな風には見えないなってぼんやり思った。
「それには理由もあったんだけどね…この度解決したのでその流れになりました」
「理由…?」
「………」
理穂さんが黙り込む。
これはあまり触れてはいけない話なのだろう。
「式はいつなんですか?」
「それはこれから」
「楽しみですねウエディングドレス…いいなぁ…理穂さん似合うだろうな」
ドレスはやっぱり女の子の憧れだと思う。
「真優ちゃんだって…ね?」
「私?」
「そう、恭也とそんな話が出るんじゃない?」
理穂さんが冗談めかして私を突つく。
「私たち付き合い始めてまだ数ヵ月ですし…」
「関係ないんじゃない?」
「そうでしょうか…」
「真優ちゃんは恭也をそういう相手として見れない?」
「いえ、そうじゃなくて…」
たまに会話の流れからそういう話が出ることがあってもまだ現実的じゃない気がする。
期待してガッカリするのも嫌だからできるだけ冗談と受け止めているのだけど…
「…思う事があるんだ」
「思う事っていうか…まだ現実的じゃないなって」
「そう?でもまぁ…ゆっくりでも考えてってくれたら私は嬉しいんだけど」
「…どうして?」
「どうしてでしょう?」
……はぐらかされた。
考え込む私に理穂さんが言う。
「いきなりそんな深く考えないで。それより露天行きたくない?」
「はい」
私と理穂さんは立ち上がり露天風呂へ。
湯煙の景色を眺めながら沢山の話をした。
不思議と理穂さんは親しみやすく初対面の気がしなくて…
仕事の事や先生の事、本当にいろんな事を話したと思う。