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恋セヨ乙女
第27章 温泉へ行こう!
「真優の身体は本当に綺麗だな」
指先でツー…と先生が辿る。
「ホラ、真優がして欲しいコト言ってごらん」
「そんなの…」
「今日は真優がして欲しいコトだけしてあげる」
「……」
両腕に手を滑らせて纏められた手を先生が包む。
「…理穂さんや鞠華さんにもこんな風にしてたの?」
「さあ?」
それを想像してみたらすごく悲しくて。
「…優しくキスしてください」
「優しく?」
「うん…優しく…」
角度をつけて先生の唇が近づく。
チュッ、チュッ、と啄んだ後に舌を絡め唇を吸う。
とろけそうなほど先生のキスは気持ち良くて私の意識は全てそこに集中する。
「…キスだけで満足?」
「キスしながら胸触って……」
……その夜、本当に先生は言ったことしかしてくれなくて。
「あっ…そこじゃなくてもっと…」
火が点いた身体にそれはあまりにももどかしくて切なくて……
「んっ…もっといつもみたいに…」
「いつもみたいに?」
先生の好きなように思いきり抱いて欲しい。
先生の意思で私を導いて欲しい。
メチャメチャにされてもいい。
それが先生なら……
「いつもみたいに先生の好きにして……」
ボロボロと涙がこぼれた。
……手が縛られたままでは涙さえ拭えない。
その涙を拭ってくれるのは今日は先生の役目なのだろうか。
「泣き虫」
額を合わせ濡れた頬を包んだまま親指で涙を拭う。
「だって…」
「…真優には意地悪したくなるんだよ」
「………」
「不思議だよな、虐めたくなるのも甘やかしたくなるのも真優だけ」
「み、みんなに言ってたんじゃないの?」
「なら理穂に聞いてみれば?俺とどんなセックスしてましたか、って」
指先でツー…と先生が辿る。
「ホラ、真優がして欲しいコト言ってごらん」
「そんなの…」
「今日は真優がして欲しいコトだけしてあげる」
「……」
両腕に手を滑らせて纏められた手を先生が包む。
「…理穂さんや鞠華さんにもこんな風にしてたの?」
「さあ?」
それを想像してみたらすごく悲しくて。
「…優しくキスしてください」
「優しく?」
「うん…優しく…」
角度をつけて先生の唇が近づく。
チュッ、チュッ、と啄んだ後に舌を絡め唇を吸う。
とろけそうなほど先生のキスは気持ち良くて私の意識は全てそこに集中する。
「…キスだけで満足?」
「キスしながら胸触って……」
……その夜、本当に先生は言ったことしかしてくれなくて。
「あっ…そこじゃなくてもっと…」
火が点いた身体にそれはあまりにももどかしくて切なくて……
「んっ…もっといつもみたいに…」
「いつもみたいに?」
先生の好きなように思いきり抱いて欲しい。
先生の意思で私を導いて欲しい。
メチャメチャにされてもいい。
それが先生なら……
「いつもみたいに先生の好きにして……」
ボロボロと涙がこぼれた。
……手が縛られたままでは涙さえ拭えない。
その涙を拭ってくれるのは今日は先生の役目なのだろうか。
「泣き虫」
額を合わせ濡れた頬を包んだまま親指で涙を拭う。
「だって…」
「…真優には意地悪したくなるんだよ」
「………」
「不思議だよな、虐めたくなるのも甘やかしたくなるのも真優だけ」
「み、みんなに言ってたんじゃないの?」
「なら理穂に聞いてみれば?俺とどんなセックスしてましたか、って」