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恋セヨ乙女
第9章 興味
「うーんと。どれだっけな?英語なんだよね」
タイちゃんがぎこちなくマウスを動かしていく。
「タイちゃん?私がしてあげようか?」
これ間違えたら危険すぎる。
さりげなくタイちゃんからマウスをもらおうとしていたら。
「太陽、ちゃんと着替えた……か?」
大地がやってきて、ドアを開けこの光景にフリーズする。
ヤバイ……そう思った拍子。
「ただいまー」
「あっ!おかあさんだ!!」
おばさんの声に舞い上がったタイちゃんが、カチッとクリックしたマウスを放り投げて玄関に走っていく。
それから変わった画面には『巨乳の館』のタイトルと制服から胸を出した物欲しげな子高生。
「………」
「………」
き、気まずい。
「ハハっ、やっべー。見られちまった」
棒読みの大地がパソコンを閉じる。
「び、びっくりだよ。大地パスワードかけな?危険だよ」
「だよな~。俺の性癖真優にバレバレ」
「まさか大地が巨乳が好きだったなんてね」
…お気に入りのエッチなサイトはほとんど巨乳関係だった。
「分相応だろ?健全な方だぜ」
「健全…そうなんだ…」
恥ずかしい…大地とこんな話するなんて…
でも、逆を返せばこんな話を聞ける男の子、私には大地しか居ない。
「ねぇ、大地もエッチしたいとか思うの?」
大地の顔が赤くなる。
そんな大地、初めて見た。
タイちゃんがぎこちなくマウスを動かしていく。
「タイちゃん?私がしてあげようか?」
これ間違えたら危険すぎる。
さりげなくタイちゃんからマウスをもらおうとしていたら。
「太陽、ちゃんと着替えた……か?」
大地がやってきて、ドアを開けこの光景にフリーズする。
ヤバイ……そう思った拍子。
「ただいまー」
「あっ!おかあさんだ!!」
おばさんの声に舞い上がったタイちゃんが、カチッとクリックしたマウスを放り投げて玄関に走っていく。
それから変わった画面には『巨乳の館』のタイトルと制服から胸を出した物欲しげな子高生。
「………」
「………」
き、気まずい。
「ハハっ、やっべー。見られちまった」
棒読みの大地がパソコンを閉じる。
「び、びっくりだよ。大地パスワードかけな?危険だよ」
「だよな~。俺の性癖真優にバレバレ」
「まさか大地が巨乳が好きだったなんてね」
…お気に入りのエッチなサイトはほとんど巨乳関係だった。
「分相応だろ?健全な方だぜ」
「健全…そうなんだ…」
恥ずかしい…大地とこんな話するなんて…
でも、逆を返せばこんな話を聞ける男の子、私には大地しか居ない。
「ねぇ、大地もエッチしたいとか思うの?」
大地の顔が赤くなる。
そんな大地、初めて見た。